2011年3月15日火曜日

"Excelsior !"

 New York University School of Law LL.M. in International Legal Studies に合格した。

 第1志望だったこの大学院に合格したことは、今回の受験における俺の完全勝利を意味する。

 おそらく、多くの受験生は「何でNYUみたいなある種の中堅校がお前の宿願なのか」と聞きたいだろう。理由は簡単で、そもそも俺が留学しなければならない理由がNYUのTransitional Justiceに関する豊富なプログラムにあったからだ。フルブライトもTOEFLも推薦状もエッセイも俺の凄まじい成績も、全てはこの宿願を達成するための手段であり、NYUの合格は俺のこれまでの戦略が完全に俺の想定通りに機能したことを意味する。
 残る俺の関心事項はHarvardであるが、俺がHarvardを受験していた理由も実はこのNYUに起因する。NYUへの俺の熱意を揺るがすほどの本当の意味での「滑り止め」となる大学院は、HLSを置いて他に存在しない。Northwesternは俺の熱意という点についてNYUと比較になり得ないが、Harvardの合格でようやく俺の熱意を揺るがすことができる「客観的な結果」が生まれる。俺はそれを期待した。
 なので、NYUに合格した段階で今回の受験は実質的に俺の勝利で終わった。BerkeleyとVirginiaは俺にとってはもはや無価値となり、あとは、Harvardが俺の熱意を揺るがす「客観的な結果」をもたらすかどうかだけである。そして、どっちに転んでも俺の勝利は確定しているので、これで受験は終わりである。俺は王手をかけたのだ。
 

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