2022年1月19日水曜日

FF XIV 暁月のフィナーレ 感想

  アーリーアクセスから4日ぐらいで実はFFXIVの最新拡張ディスク(もうディスクでもない)である暁月のフィナーレを終わらせていた。今はもう3層の消化に毎週苦しんでいます前回もファイナルファンタジーとして満足できる内容とか書いていたが、今回も同様であった。

 久しぶりに適当なあらすじを書いておくと、漆黒の最後部分で突然世界を終わりにするとか言い出したアサヒ君の体を使っているファダニエル(とゼノス君という(自称)親友)が述べている「終焉」とは具体的に何なのかを解き明かすために、まだ行っていなかったアルフィノの故郷やら帝国領土やらを訪れ、唐突に月や過去の世界にも行き、やがて「終焉」とは想いの力であるデュナミスの変調による異形化であり、その力を操ることのできる存在がウルティマ・トゥーレなる最果ての地からアーテリスめがけてその力を行使していることを知り、今度はそこを目掛けて宇宙船に乗って戦いを挑みに行く・・・という話である。

 発売前はやたら月へ行くということが強調されていたが、実際には主人公は今作で月どころか星間レベルでの空間移動と、数万年規模での時間移動をした。特に後者に関しては誰も突っ込まないがやばい異能であり、エルピスという古代人が住まう場所へ主人公だけは何度も継続的に行けるようになってしまった。漆黒で第1世界という別世界にも継続的に行けるようになっているため、さらに特別な存在になったと考えられる。

 今作については意図的にこれまでのFFXIVのやり方やら、MMOという縛りみたいなものを自ら捨てることでさらに作品の質を高めることを試みられている。個人的には3度ほどこの試みが感じられる部分が存在したと考える。第1に、月へ行ったあといきなり「最古にして最強」とか言われていた神の片割れであるゾディアークと戦う展開になった点である。ローンチトレーラーで流れていたENDCALLERというラスボスの曲と考えられていたBGMもいきなりここで流れ、主人公も漆黒の最後で切り札として使った「稀なるつわもの」を呼び出す力をレベル83ぐらいのここでもう使うことになる。

 第2に、エルピスの87IDで古代人3人がフェイスとして同行可能になった点である。漆黒から導入されたフェイスは基本的に暁の血盟のいつものメンバーをNPCとして同行させるシステムであったが、エルピスにおいてエメトセルクをはじめとする3人を例外的に同行させることができ、ああこれは神ゲ―とか言われそうだなと思ったりした。

 第3に、ハイデリンと戦う際にMMOとしてのファイナルファンタジーとして前提とされていたCFでのマッチングを捨て去り、FFXIVとしては史上初のフェイスでの攻略を可能とした点である。この時点でもうこのFFXIVというゲームはMMOをオンラインゲームを作るとかではなく、ファイナルファンタジーとして存在するゲームになったと実感した。他人とオンライン上で協力することはMMOである限り前提とされていると思われるし、CFやRFはそれを円滑にするシステムであったが、FFXIVという国際的にも広く認知されているMMOが自らそれを捨ててまでこの展開を用意した、というのは単純に面白いと感じた。

 見ず知らずの他人との協働をMMOという縛りの中で前提とするのではなく、物語としてより妥当な暁の血盟のNPCの面々との協働に自然に誘導することで、FFXIVのセールスポイントの1つである物語性をさらに押し出すことにつながったのではないかと思われる。今作も素晴らしいファイナルファンタジーであった。6連続突進の件は許せませんが、まだプレイしたことが無い人は言葉通り素晴らしいファイナルファンタジーに出会うことができ、これまで俺と同様に物語を追ってきた人はその道程が報われるゲームになったのではないかと思われる。

2022年1月1日土曜日

2022年の標的

 今年も書いています。