2012年1月20日金曜日

MH3G 感想 (1)

結局MH3Gを入手してしまい、日本製の3DSも入手したのでMH3Gをやることになった。いつも通りとりあえず印象に残った事柄を書いていく。

(1) 3DS本体について

いろいろ設計に問題がある。問題点を項目立てて示す。

・ボタンの間隔が狭く押しにくい。
・スティックがつるつるしていて滑る。
・本体の形がPSPをより四角形に近づけた感じなのでL・Rが本当に押しにくい。
・画面が小さい
・画質は3D機能を外すとPSP3000の1.3倍程度。はっきり言ってほとんど変化無し。特に最初に凍土に行った時の木のアップが粗すぎる。
・水中はロックオンを使わないとランス等向いている武器以外本当に動かしにくい。
・スタートボタンとセレクトボタンの位置・形状は根本的な設計ミスだと言わざるを得ない。

というわけで、何を勘違いしたのか知らないが、携帯電話を作ってるわけじゃないんだから、意味もなく「スタイリッシュ」な感じに本体を設計するべきではなかったなと思う。ゲーム機なんで


(2)クエスト中にいちいち登場する吹き出し等について

いらない。最初の無駄イベントは経験者は全部飛ばせるようにするか、全部訓練所で個別にやった方が良い。村クエストを受注する際の女の話がいちいち長くて本当に不快。


(3)モガの森(?)について

孤島じゃん。モンスターハンター2系の森丘や樹海みたいな感じの別個つくられたステージがあるのかと思っていたら完全に使い回しだった。じゃあ「孤島」は何なんだよ。何で「孤島」に行けたMHP3の主人公はモガの村とかに行けなかったんだよ。


(4)ラギアクルスについて

陸に上がってしまうと完全にダメなアグナコトルだった。


(5)攻撃の際のエフェクトについて

歴代最低の爽快感。全部MHP3のハンマーで殴った時の吹き出る血みたいになってて、手ごたえが全く無い。このエフェクトで販売可能にした人間はもう少しよく考えて製作すべき。

2012年1月18日水曜日

結局だよ

何かBOLEから「LL.M.を無事に終えたら司法試験受けさせてやるわ」というコピペメールが届いた。というわけで結局新司法試験に完全移行してもアメリカ的にはそんなん全然関係なく、今まで通りの手続きで日本人はLL.M.さえ行けばニューヨーク州司法試験を受けられるらしい。俺が総理大臣だったらとりあえず法学部を全部潰して予備試験を無くしてロースクールと新司法試験に統一するか、ロースクールを全部潰して今まで通り司法試験一本にするかどちらかにして誰が見ても分かりやすくする(「意味が分かんないんで」か「無駄じゃん」っていう内容の意見を喋るための記者会見もわざわざ開く)のだが、今(というか残念なことに多分今後も)そんなことをやろうとする奴は日本に居ないらしい。

2012年1月15日日曜日

New Yorkで髪を切る

日本を出る前に切って以後いろいろあったために切れずにいたので髪が伸び放題になっていた。ちょっと新しい学期が始まる前に髪を切ろうと思ったので、アメリカで初めて髪を切りに行くことにした。
 俺の調査の結果、日系の床屋はあるらしいが軒並み高く、純粋なアメリカの床屋は安いが腕が悲劇的だという情報を多く入手した。特に、日本人男性の場合は高確率でバリカンで刈り上げられる運命が待っているという情報が多く、運が悪いと最初からハサミじゃなくてバリカンを使われるとか。うわーもう無理と思った。
 しかしどうせほっとくとまた伸びるので、俺としてはあまり散髪に金をかけたくない。そこで今回は試しに純粋なアメリカの床屋に行った。バリカンだけは回避しようと思っていたので、not too much という言葉だけは強調しようと思った。実際横に座っていた男はバリカンでがっつりいかれていた。
 その結果、逆に全然切られなかった。これ絶対すぐ伸びるだろっていう長さにされた。あまりにも切られていなかったので、よくある死亡パターンの1つだが、家に帰って自分でちょっと切ったぐらいである。どうしろと・・・。もっとべらべら細かくうざい感じで注文した方が良いのだろうか。多分卒業間近ぐらいに切る前以上に伸びてそうだなと思う。

2012年1月13日金曜日

MHP3 マイセット装備 (5)

実はちょくちょく新しい構成で装備を作ったりしていた。MHP3に関してはこれで最後になるかもしれない。

(1)水強化回避汎用装備

武器スロ不要
荒天【冠】 回避【2】、回避【1】
荒天【衣】 
荒天【袂】
ダマスクコイル 回避【2】、流水【1】
荒天【袴】 回避【2】
龍の護石(研ぎ師8、水属性攻撃5)

斬れ味レベル+1、水属性攻撃強化+2、力の解放+1、回避性能+1、砥石使用高速化

個人的にはアメジストレイジを持ってティガレックス亜種かラングロトラを狩る際にしか使用しない装備。アメジストレイジの水属性値が48に達する。


(2)龍強化装備

武器スロ1 回避【1】
ドーベルヘルム
ドーベルメイル 斬鉄【1】×2
ドーベルアーム 属攻【3】
ドーベルコイル
エスカドラスケル 属攻【3】
龍の護石(斬れ味4、匠-2)斬鉄【3】

龍属性攻撃強化+1、スタミナ急速回復、回避性能+1、属性攻撃強化、業物

個人的にこれを使うぐらいだったら耳栓汎用を使った方が快適に感じる。見た目もスキルも整っているが俺のやり方に合わない装備。使うとすればアルスタ等のアルバトリオン武器を持っていくが、龍属性が弱点のモンスターは大体鳴くのでやっぱりこちらの攻撃を止められてしまう。気分転換用。


(3)素匠ランス専用装備

武器スロ不要
アグナUヘルム 研磨【1】
アグナUメイル 強壁【1】
ナルガUアーム 強壁【2】
ドーベルコイル
アグナUグリーヴ 強壁【1】
龍の護石(研ぎ師8、ガード性能5)

ガード性能+2、氷属性攻撃強化+1、スタミナ急速回復、ガード強化、砥石使用高速化

これであと氷属性攻撃強化という無駄スキルの代わりに業物が付いたら、もうランス用装備に欲しいスキルは全部付いていた装備。この装備の素晴らしい点は、3種混合装備のくせにまるで一式装備のような色合いになる点である。特にナルガUアームとドーベルコイルの色・造形はアグナUと合わせるために存在したと言っても過言ではない。着ていくとしたらアグナコトル、ギギネブラ、アカムトルム辺りだろうか。


(4)吠笛【鬼咬】専用装備

シルバーソルキャップ
シルバーソルメイル 鼓笛【1】×2
エスカドラアムズ 斬鉄【1】、跳躍【1】
シルバーソルコイル 痛撃【1】、斬鉄【1】
シルバーソルグリーヴ 跳躍【3】
城塞の護石(回避距離6、笛7)

回避距離UP、笛吹き名人、弱点特効、攻撃力UP【小】、業物、体力-10

吠笛【鬼咬】の利用を想定した装備。旋律効果は汎用性が高く、会心率UPという珍しいものに加えて、聴覚保護【大】とおまけ程度の体力回復が付いてくる。エスカドラアムズは全体の色が変わるタイプなので、白を推奨。頭が中途半端なので実はまだ完璧ではない。個人的な評価は匠狩猟笛3の方が上。


(5)増弾のピアス装備(反動軽減バージョン)

武器スロ1 達人【1】
増弾のピアス
ディアブロUレジスト 抑反【3】
エスカドラアルマ 属攻【1】、抑反【1】
エスカドラフォルス 抑反【3】
エスカドラスクレ 属攻【3】
龍の護石(達人9、回避距離6)

回避距離UP、装填数UP、属性攻撃強化、反動軽減+1、見切り+1

個人的に峯山龍砲【富国】の利用を想定した装備。体のボリュームと頭のでかさが悲劇的に合わない点が難点。髪は長め・多めにした方が良い。俺としてはリロードのちょっとした遅さも気にかかる。


(6)増弾のピアス装備(装填速度バージョン)

武器スロ3 早填【2】、早填【1】
増弾のピアス
ディアブロUレジスト 早填【2】、達人【1】
エスカドラアルマ 早填【2】
エスカドラフォルス 早填【2】、属攻【1】
エスカドラスクレ 属攻【3】
龍の護石(達人9、回避距離6)

回避距離UP、装填数UP、装填速度+2、属性攻撃強化、見切り+1

装填速度を優先した場合の構成。姫竜砲【神撃】の取り回しを良くするために作った。武器スロットが1の場合は装填速度は+1になる。


(7)覇砲・崩砲専用装備

武器スロ不要
シルバーソルキャップ
シルバーソルレジスト 達人【1】、痛撃【1】
シルバーソルガード 跳躍【3】
シルバーソルコート 跳躍【1】×2
エスカドラスクレ 攻撃【3】
龍の護石(達人9、回避距離6)

回避距離UP、攻撃力【中】、弱点特効、通常弾・連射矢UP、見切り+1、体力-10

覇砲の利用を第1に想定した装備。弱点を狙わなくても50%の確率で会心が発生する。崩砲も持っていけるが、個人的にはやっぱりリロードのちょっとした遅さが気になる。エスカドラスクレも全体の色を変えられるので、白を推奨。


(8)烈風砲専用装備

武器スロ1 跳躍【1】
陸奥・覇【烏帽子】 跳躍【1】、攻撃【2】
陸奥・覇【胴当て】 貫通【1】
エスカドラアルマ 攻撃【2】
陸奥・覇【腰当て】
エスカドラスクレ 攻撃【3】
龍の護石(達人9、回避距離6)

見切り+3、回避距離UP、攻撃力UP【小】、貫通弾・貫通矢UP

回避距離を維持したまま烈風砲の会心率を80%にした装備。イビルジョーやジエン・モーランに合うが、個人的には上記の覇砲装備を代わりに持って行ったとしてもそれほど結果に差は出ないと思う。

2012年1月10日火曜日

カラオケ店での出来事

先輩達が職場の空気に耐えられなくなって辞めることになり、僕は彼らの退職を祝した飲み会に参加した。先輩達は揃って課長の諏訪さんの性格と口の臭さに辟易したらしい。僕も彼らの気持ちは分からなくはないが、まだこの仕事を辞めるつもりはなかった。
 「なあ、二次会いつものカラオケ屋に行こう。」黒沢先輩がいつもに増して赤らめた顔でそう言った。「おーいいね。行こう。谷原も来いや。今日はあの、あれ最初のドラゴンボールの曲歌うわ俺。あーどーべーんーちゃーっていうやつ。」「いいですよ。僕も行きます。あの駅の裏の方のちょっと見えにくいとこにあるやつですよね。」「いや違うってお前。まあついてこいや。あああとここ俺出すわ。」「いやいやそれはやっぱり送り出す側の僕が出さないと。」「いや、いいんだって。まだ先の長い後輩のためだって。まああれだわ。谷原君、君には最後にカラオケ代を持つという大義を与えよう!」こうして僕たちは馴染みのカラオケ店へ向かった。
 途中で黒沢先輩がどうしてもセブンイレブンに行きたいと言い出したのでカラオケ店に着くまで20分以上かかった。どうしてもフランクフルトが食べたかったらしいが、あいにく売り切れていて、代わりに彼は「あの高いアイス食いたい」と笑いながら連呼してハーゲンダッツを5つも買った。「お前にはまだバニラは5年早い」と言われて、僕はストロベリー味を貰った。
 べろべろになって他の客となぜか楽しそうに喋っていた先輩達に代わり、僕が受付を済ませた。4時間ほどでいいだろう。どの道もう終電には間に合わない。僕はべろべろになって「たーにーはーらーくーんいーいじゃんかー」とか言っていた北村先輩と黒沢先輩をぐいぐいひっぱって部屋の中に入って行った。
 部屋に入ると僕は先輩達のようにネクタイをほどいてソファに座った。「あー俺から俺から。谷原くんさぁ、あーどーべーんーちゃーのやつ探して。」僕は北村先輩の指示に従い、アニメ→ドラゴンボール→摩訶不思議アドベンチャーに辿り着き、リモコンで受信機器っぽいやつに入力した。
 しかし、反応が無い。「お前ちゃんと入れた?ちょい見せて。」黒沢先輩が僕の手からリモコンを取り、再び摩訶不思議アドベンチャーを入力した。しかし何の反応もない。「ちょっと店の人呼んだ方が早いかもですね。うん。」僕は部屋の壁に備え付けられた電話機を取ろうと立ちあがった。まあよくある問題だろう。
 がしん。と音がした。北村先輩が受信機器をげんこつで殴っていた。かなり強い叩き方だった。「いや、ちょっと先輩、今電話して来てもらうんでちょっと待ってて下」がしん。北村先輩が再び受信機器を殴った。「いやいや北村ちょい待てって。今来てもらうから。な?それで」がしゃん。北村先輩は今度は機器を革靴を履いた足で蹴りつけた。黒沢先輩が立ちあがって後から北村先輩を羽交い締めにした。
 「ちょっ・・・酔ってんだろ・・・いたっ!痛ぇなおい!足踏むなや!おい!!」北村先輩は体をぐわんぐわん揺らしながら地団太を踏んで、黒沢先輩のつま先を踏みつけていた。「おらっ!!止めろって!!痛っ!くそがっ!」黒沢先輩は北村先輩を前に突き飛ばして、受信機器に叩きつけた。北村先輩の胸の辺りが機器にぶつかって鈍い音を立てた。
 僕は前のめりに機器につんのめった北村先輩の刈り上げた後頭部を見ながら、面倒なことになってきたなと思った。家に帰りたくなってきた。眠たくなっていた。僕はソファの上に置いていた鞄と背広を掴んで部屋を出た。部屋を出ると廊下を受け付けで見た顔のバイトらしき青年達が2名こちらに向かって走ってきていた。
 「ああーあのすいません。今中で暴れられてますよね?あっちょっ待って」坊主の方の青年が帰ろうとする僕の肩を手で掴んだ。「いやーこちらも困るんですよー。ちょっと問題があると。あとでこっちの上の人間にもいろいろ説明しないといけないですし。居てもらわないと。」僕は声を震わせながら説明する彼の不細工な厚ぼったい唇を見ながら、どうしようかと思っていた。僕の肩に置かれたままの手を振り切って帰ろうか。「あっ・・・・じゃあ早く中に行きましょうか。まだ暴れてるかもしれないですし。」僕は廊下を引き返して先ほどまで居た部屋のドアを再び開けた。
 部屋の中に入ると先輩達が摩訶不思議アドベンチャーを歌っていた。「このよーはーでっかいたっかっらっじまっ!そうさーいまこそーーあどべーんーちゃーーーー」
 青年達は特に表情もなく扉を開けたまま先輩達を見ていた。厚ぼったい唇の方じゃない公務員みたいな顔をした青年の方はじろじろ部屋の中を見回していた。僕は彼らの横をすっと抜けると、入り口のある方へ背広と鞄を手に持って歩いて行き、外へ出た。冬なので空の星は割合はっきりとしていた。僕はさっき先輩達と一緒に入ったセブンイレブンに行って、週刊少年ジャンプか週刊少年マガジンがあればどちらかを買って始発が来るまで駅で読もうと思った。僕も会社を辞めようと思ったのはその時である。

2012年1月7日土曜日

2012年度の標的

毎年恒例なので今年も第1回目のブログ更新は標的を明言することから始めようと思う。いきなり反省から入るが、これまでの標的を見るとその年度内だけで物理的に達成することが不可能な標的をいくつか明言していた感じがあるので、今年は2012年12月31日までに物理的に達成可能な標的を挙げておこうと思う。

(1)博士論文を終わらせる

可能な限り今年の12月31日に終わる部分まで終わらせようかと思う。俺が「もう書きたくない病」にかからない限りなんとかなりそうな気もする。Spring SemesterのTransitional Justiceの論文を有用に使う予定。

(2)LL.M.in International Legal Studies を首席で終える。

そう言えば去年「首席」とか書いてたが、そもそもLL.M.自体5つか6つぐらいにコース分けされていて、そこで全体として1番とか論理的におかしい感じもするので、より具体的に俺の所属しているコースで1番を狙うことにする。

(3)インターンを真面目にやって終える

せっかくNew Yorkに居ることだしインターンでもしてみようということで「俺の分野」に関係する場所に申し込みはしている。状況によってはいきなり達成不可能になる可能性あり。まあ俺が「真面目」じゃない勤務状況はあり得ないので目標にする必要もないのかもしれないが。

2012年1月1日日曜日

5本目も終わって鴨南蛮を食いに行く

最後のTransitional Justice用のペーパーが終了した。9割俺の日本語論文から流用したが、実は最初からそうする予定だったので割合予定通りに俺の留学は進んでいるらしい。
 終わったので12月31日だし蕎麦でも食いに行こうということで、Soba-yaという、こっちにくる前に俺がブログで言及していた馬鹿みたいな名前の蕎麦屋に行ってきた。そして750円程度の鴨南蛮に20ドルも払ってきた。これぞ浪費。二度と行かねぇ。
 そしてブログの表示等をいじっていないので1月1日の投稿になるが、これが2011年最後の投稿である。いろいろあった1年だったが、実はこのブログで書いて無いだけでもう2012年の戦いが始まっている。なので全然終わった感もなく、全力でぶっ飛ばし中である。あとMH3Gについては、

「まずMH3Gを具現化しようと決めてからはイメージ修行だな。最初は実際のMH3Gを一日中いじくってたな。とにかく四六時中だよ。目をつぶって触感を確認したり何百枚何千枚とMH3Gを写生したり、ずーっとただながめてみたりなめてみたり、音を立てたり嗅いでみたり、MH3Gのパッケージで遊ぶ以外は何もするなと師匠に言われたからな」

「しばらくしたら毎晩MH3Gの夢を見るようになってその時点で実際のMH3Gのパッケージをとりあげられた。そうすると今度は幻覚でMH3Gが見えてくるんだ。さらに日が経つと幻覚のMH3Gがリアルに感じられるんだ。重さも冷たさもすれあう音も聞こえてくる。いつのまにか幻覚じゃなく、自然と具現化したMH3Gが出ていたんだ―」

という状態である。今のところパッケージの裏にMHP2Gでぶっ殺しまくった鬼判定魚が居るなってことしか分からん。