桜木町駅から出たところにあるピカチュウ。 |
話題のポケモンGOパークに初日ぐらいから数日行ってついでに横浜も観光してきた。横浜をまともに歩くのは初めてぐらいかと思う。言葉通りものすごく混雑しており、ポケモンGOのブームが下火になっているとかいう言説が全くの嘘としか思えないほど。
ポケストップ(実物)。毎朝運び込まれる。この場所はもの凄く混むので早朝撮影。 |
はっきり言ってライト層にとっては素晴らしいとしか言いようがないイベントであった。ラッキーがポッポのように湧くのである。2体湧きとかはしょっちゅうであり、俺についてはハピナスを作った後3日ぐらいで残りのアメが300個を超えたぐらい。
こんな感じでラッキーが湧きまくる。 |
俺が滞在した初日から数日ぐらいは、カップヌードルミュージアムがある側がジョウトパーク(第2世代)、赤レンガ倉庫がある側がカントーパーク(第1世代)であったが、しばらくするとみなとみらい広域にエリアが拡大され、(バリヤードを除き)どこでもレア度の高いポケモンが出るようになった。特にジョウトパークではヨーギラスとメリープが、カントーパークではラッキー、ワンリキー、ヒトカゲぐらいが狙い目であった。メリープとワンリキーについては、まともに狙えばアメは300個ぐらいは普通に超えるぐらい湧く。
出荷。 |
しかし、イシツブテなどの伝説レイド後にエースになったポケモンはほぼ登場せず、カントー側のミニリュウももともとの水ソースから出ているだけのようである。ただし、カイリューやゴローニャのレイドが実装されているので、現物を捕獲する機会がある。イノムーやヘルガーなどの通常レイドでまだ実装されていないものもレイド化されていた。
カントーパーク側の設営。ここも異様に混むので昼に行ってもこのような形で撮影不可。 |
このイベントから新しさを感じる点は、写真のように通常時にはほとんど何もないただの公園なのだが、参加者がポケモンGOをやっているだけで、そこに何万人も集客できることだと思う。老若男女や国籍を問わず、多くの人々がずっとポケモンGOを起動し続け、この普段は何もない場所を朝から晩までうろうろし続けるのである。客の多くが持っているデバイスがあるだけで、その場所をテーマパークのようにできてしまう。
みなとみらいの夜景。右の観覧車側がパークの方角。 |
支那そば家の醤油らぁ麺チャーシュー。 |
今回のようなイベントについては日本では比較的都市部にあたる横浜だけと言わず、(最近ではよく地域格差の話題が出るので)田舎も含む日本全国各地で、と思う。しかし、今や世界のポケモンGOとなっており、実質的な運営も共同開発した株式会社ポケモンというよりは、アメリカのナイアンティック側という感じもするので、昨今よく聞く日本国内の地域格差の話についてまで迅速に細かく対応するのは難しいのかもしれない。普通の日本人がアメリカやイギリスの田舎の状況を地名すら把握していないように、普通のアメリカ人も日本の田舎の状況は地名すら把握していないと思われる。
ということで、ナイアンティックが儲けた金を使ってゆっくりとアップデートをするのを待つしかない。わざマシンの導入でますます日本でしか流行っていないらしいガチャ要素も薄れたし、逆に現在の第2世代から最新の第7世代まで、本家に類した通信機能などについてゆっくりとしたアップデートが続き、ソーシャルゲームにしてはポケモンGOは息の長いヒット作になって結果的に良かった、という日が来るかもしれない。個人的には旅行をしたり外に出る良い言い訳になるので歓迎する展開だが。
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