2010年4月9日金曜日

送れない、ギルカ

 モンハンをアドパでやっていて必ず直面するのがギルドカードが送れないという問題である。接続状況や地域の違いによっても送り易さが違うらしいが、俺の場合は50%ぐらいの確率で失敗する。ギルカは各プレイヤーのプレイ状況や進行度を示すものであり、多くのプレイヤーが称号を変えたり、内容を豊富にするための努力を行っている。ギルカを送ることはプレイヤー間の親交の証であり、モンハンの世界では初対面の際に渡すことが1つの常識と化している。
 ・・・というのは表の理由で、ギルカ交換が推奨される裏の理由として、当該プレイヤーが改造行為をしていないかというメルクマールとしてギルカを用いることができることが挙げられる。具体的には以下の事実が記載されている場合は改造である。

(1)悪魔猫の名前及びパラメータが異常

「天下無双」という痛い名前の猫に出会うことが多い。パラメータも攻撃力が4万を越えていて、明らかに改造だと分かる。違法行為の幇助になるのでここでは明かさないが、「モンハン 改造」でAND検索をかければすぐに配布しているサイトを見つけることができる。

(2)HRと記載内容が一致していない

例えば、HR1なのにG級のクエスト回数が999回になっていたギルカなどである。この場合はまだ「HRは1だけどアドパでG級クエストに999回参加していた」と言い訳ができるが、逆にクエスト回数が0なのに武器使用回数が9999に達している場合もあり、その場合は明らかに改造だと判断できる。

(3)ハンター名がおかしい

漢字になっている場合などである。・・・が、最近ではこういったあからさまな名前を用いる違法改造者は少ない。また、よく言われる「ハンター名が半角ではなく全角になっていたら改造を疑う」という判別手法も、実際にはなかなか利用しにくい。最近では上述したAND検索でひっかかるサイトで、TAKUYAやHIROといった半角で入力された名前の改造データを配布しているため、全角文字を使った違法データを用いる人は少ないからである。真面目にやっている人にとってはいい迷惑であるが、改造されているデータが多いせいか、名前がHUNTERとなっている場合はかなり改造臭いと思われてしまうようだ。

(4)狩猟したモンスターのサイズ、狩猟数、訓練所のタイム等が異常

個人的には1000回以上やっててまだこれが異常だというサイズやタイムは見た事が無いが、異常だったという事例が報告されている。狩猟数については、(2)と同じくクエスト回数が1桁なのにリオレウスの狩猟数が1000以上というデータを目撃したことがある。

 こういった改造の根拠を探るために、クエスト開始前にはギルカを交換したいと多くのプレイヤーが願うのであるが、この記事のタイトル通り、アドパでギルカはなかなか送れない。送信に失敗したと表示されたが実は送信されていたというケースもあるなど、安定しない。プレイヤーの通信環境、アドパの性質、ギルカ自体の性質など、いろいろな要素が絡み合って現在のような結果になっているのだろう。俺が「改造・悪魔猫所持者は蹴ります」とコメントに表示しているのに、その後に「ギルカ交換必須」ではなく「ギルカ交換推奨」と書いているのは、こうしたギルカ送信の不安定性を慮っているからである。
 したがって、快適性を考慮するとどうしても違法改造者であるがホストである俺とギルカ交換をせずに延々プレイし続けて逃げる「フリーライダー」が存在する余地が残ってしまうのが現状である。ばれた場合にどうなるか保証はしないが。

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