フルーツと言っても果物の話ではない。ミラルーツZ一式装備の「蔑称」を指す。モンハンの世界では順番的に裏ボス扱いとなるミラルーツの一式装備はすべからく「地雷」扱いされている。MHP2Gにおいては刀匠(攻撃力UP大、斬れ味レベル+1)という複合スキルが発動するが、攻撃力UP大が過小評価されていることと、そこそこ素材集めに時間がかかるということで忌避されている上、龍耐性が全装備の中でも余裕でワースト10に入るほど低いため、見た目の防御力の高さに反して打たれ弱い。見た目もダメな人はダメらしい。
しかし、個人的にはこれは不当に過小評価されていると考える。実際、攻撃力UP大の意味が無いとか言われているくせに、6割ほどの人は猫飯で攻撃力UPを発動させてクエストに臨んでいる上、スキルについてもこの装備は単に刀匠を発動させるのみならず、スロット数の多さから多様なスキルを発動させることができるようになっている。見た目も何をもってダメとするかは個人で異なっているが、それこそ個人的にはテーマが統一されている分下手な組み合わせ装備より全然マシである。素材集めの点においてもアドパを使えばすぐ集めることができるようになっており、結局他の組み合わせでフルーツと同様のスキルを発動させるより、フルーツで発動させた方が手っ取り早い。
この点、別の観点からこのフルーツが過小評価されていることの理由を考えてみると、世間的にはなぜか「一式装備は地雷」という論調が存在していることも大きな要因となっているように思われる。個人的には少なくともMHP2Gにおいて、この考え方が正しくないことは容易に分かる。例えば、金色・真一式を嫌い、下半身を暁丸・極シリーズにする組み合わせが大剣使いの中で多く採用されているが、この組み合わせについて言えば、本来金色・真一式が持っていた対龍装備としての特質を消して、回復速度+1という無駄スキルを増やし、見た目の統一感を損なっているだけで、結局何のプラスにもなっていない。挑発が消えるメリットなど全く存在しないと言っていい。一式装備は見た目を重視する観点から言えば見た目の統一感を損なう心配が無いため、むしろ本来的には好ましいのである。
というわけで、以前紹介した見切り+3の検証中の装備に代えて、いっそのこと見た目が自然に統一されているフルーツで見切り+3を発動させて、極端に攻撃重視のスキル配置にしてしまった方がおもしろいと考えるに至った。フルーツの場合は調整に頭を悩ませる必要もない。下記がその結果である。
武器スロット2 名人 (スイ【凶】を推奨)
ミラルーツZヘッド 仙人
ミラルーツZハイド 名人
ミラルーツZクロウ 名人
ミラルーツZスパイン 名人
ミラルーツZフット 名人
刀匠、見切り+3、回復速度+1、不運
推奨しているスイ【凶】を用いることで、爪・護符込みで攻撃力1500を越え、さらに会心率70%という脅威の数値となる。下位のショウグンギザミだと縦3連発でひるませてハメ殺すことが可能。
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