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2015年12月15日火曜日

今年の大会も終了の件 2015

 今年の国連YPP試験の筆記試験が終了した。
 今年はとにかく俺たち選挙支援世界でやってます!パートナーシップ万歳!という話で、個人的にはGeneral Paperは史上一番簡単な内容だったと思う。Specialized Paperの方はLegal Affairsだと国家承継と条約法で嫌がらせみたいな条件設定がされていたことが印象に残った。ヘーゼルナッツがどうだってんだよ。

2014年12月6日土曜日

今年の大会も終了の件 2014

 今年の国連YPP試験の筆記試験部分が終わった。昔は手書きで5時間ぐらい延々書かされ続けるのが大変とか書いていた気がするが、この前受けてみたらもう何も感じなくなっていた。
 今年分かったことは、とにかく地球温暖化が洪水を起こしまくり、病気の原因になり、作物も獲れなくなり、住居を奪い、彼女もできなくなり、勉強もできなくなり、給料も減り、なんかやる気もなくなり、まあ諸悪の根源なので、とりあえず解決策として電車を使ったりしよう!ということである。また、「路上での睡眠を禁止する法律」も、個人の政治的権利及び経済的・社会的・文化的な権利を脅かす諸悪の根源なので、Special Rapporteurを派遣してThematic Reportを書かせたり、UPRで取り上げて徹底的に叩き潰そう!ということであった。

2014年11月29日土曜日

2014年の国連YPP試験について

 全然書いてないが今年はHuman Rightsで呼ばれている。毎度毎度特に何もせずに呼ばれるので、案外この世界大会じみた試験は日本では全く人気が無いのかもしれない。一応国連職員というのは最高水準の能力を持っていないといけないことになっているので、毎回提出を求められるあの仰々しいアプリケーションへの審査などザルみたいなもので、世界中の勘違い野郎共をとにかく集めようという魂胆なのかもしれない。
 今年の特徴は俺がやるHuman Rightsの過去問が無いと明言されている点である。世界中の勘違い受験マニアの人々は「傾向も対策もないじゃん!!ふざきんな!!111」と言いたくなると思う。
 そもそも「人権」が飯を食うのに役立つ、というのも多くの日本人にとって不思議なことだろう。「あんた将来どうするの?」「俺?はぁ?ヒューマンライツオフィサーに決まってんじゃん。まあP3ぐらいには普通になっときたいよね」とか母親に言うと多分心配されることだろう。おそらく子供が将来なりたい職業ランキングの1位には永遠になりません。
 まあしかし他の国だとそうはいかない。なぜなら他の国は「人権」の巨大化に最も貢献するであろう人と人との違いが人種の違いとして日本より明確に表れているからである。これは個人的な見解だが、人と人の違いほど権利の主張という行為の動因として強いものはない。あの人は腕があるが私には腕が無い、あの人は男だが私は女である、あの人は金持ちだが私は貧しい、あの人の肌は白いが私の肌は黒い、あの人には家族が居るが私には家族が居ない、これらは全て「持たざる者」側が「持つ側」と対等にゲームをするための条件としての前提的なカード=人権を作りだす動因となった。そして、いつか書いた通り日本には他の国より「あの人の肌は白いが私の肌は黒い」などの動因が見えづらかった状況が長く続いたため、こんなカード創りを要求する背景が生まれにくかったのである。「いやいや、肌が黒くても何かを『持たざる』というのはおかしいだろ」というのは井戸の中の正論で、井戸の外では「肌が黒かったら『持たざる者』になる特定の流域が存在していた」という偶発した事実を見ていない。
 人権を商売にする、ということは、簡単に言えばこのカード創りに加担することである。上で述べた人と人との違いは、違う点が大きくなればなるほどカード創りを要する。腕が一本なくても片腕があれば野球はできるし守備もできる。しかし、両腕がなければバットは握れなくなる。両腕に加えて片足もなければ走塁は遅くなるし、四肢がなければバッターボックスには「立て」ない。「持たざる者」が「持つ者」と一緒にゲームをそのままさせられた場合、「持たざる者」は常に負け続けることになるだろう。そこで、人権というカードが必要になるのである。
 「じゃあもう全員にカードを配れよ」と思うかもしれないが、実際はカードを作るためにも原材料が必要なので、残念ながら全員にカードを配ることはできない。つまり、上で述べた「持たざる者」には、必ずしも全員にカードが平等に配られるわけではない。しかも、権利は特権とは区別されるので、既に「持っている者」に「持たざる者」と同じカードを配ると、結局ワンサイドゲームになる。人権を商売にするというのは、カードがある基準に則して適正に配られているか、奪われていないかをチェックし、場合によって新しいカード創りを提案する仕事だと言える。
 よって、Human Rightsの試験対策は、(1)カード創りの基準(e.g. 世界人権宣言、市民的及び政治的権利に関する国際規約)、(2)カード配給の監視(e.g. UPR、Special Procedure、)、(3)カードを取り返す方法(e.g. 人権裁判所の取り組み)、(4)新しいカード創り(e.g. 環境の権利、開発への権利)に精通することである。

2013年12月4日水曜日

今年の大会も終了の件

 今年のYPPが終わった・・・。まあ暫くはよく分からん世界大会の2次予選が年末にあると思って毎年生きるしかない。とにかく上半期に厄介なことは終わらせて、下半期に集中できる時間を確保する生き方をしないとちょっとどうにもなりそうにない。もう少し、「年末の夜中に5時間ぐらい拘束されるテストがある」ということに、年始から追い詰められるような実感を持って生活を送る必要がある。
 とりあえず今年の収穫は、俺の作戦変更が結果的に妥当で、50問のマークシートは専門科目の内容を問うものに変更され、General Paperの内容が英文要約だけになったことが分かった、という点だった。去年のGeneral Paper用の問題とは明らかに性質が違う。来年度のYPPがこの形式を踏襲するとすれば、出場選手はよりSpecialized Paperの対策に時間を費やす必要があるだろう。まあ「やっぱりまた戻します」とか来年の11月とかに公言されても困るのだが・・・。
 あと他に収穫があるとすれば、俺たちはミツバチ達を敬わなければならないということが分かった点である。

2013年11月23日土曜日

作戦変更が(多分)必要な件

 そう言えば今年の招待状を見るとGeneral Paperの方は要約だけで、Specialized Paperの方に50問の多肢式問題になってるような書き方がされてるように見える・・・。にも関わらず国連広報センター(UNIC)のYPP情報だと、


Q:筆記試験はどのような内容ですか。

A:筆記試験は2部構成となっています。
  • 一般筆記:全職種共通で、あなたの国際問題に関する知識と文書作成能力を問うものです。問題は消去法で、英語またはフランス語で受験できます。
  • 専門筆記:あなたの希望職種に関する実質的な知識と分析的思考を問うものです。国連公用語6カ国語のいずれかで受験できます。
 とか書かれてて、去年行われた試験形式のままである。YPPのページの文章だと、

Q: What is the structure of the written examination?
A:
The written examination consists of two papers:
  • The General Paper, which is the same for all job families, tests your drafting abilities and/or your knowledge of international affairs; this part can be drafted in either English or French.
  • The Specialized Paper, which tests your substantive knowledge corresponding to the job family you are taking the exam in and your analytical thinking; it can be taken in any of the six UN official languages.
という感じで、"knowledge of international affairs"に関する問題が問われる可能性を示唆している。
 しかし、実際に届いた招待状だと、

Exam Format/Content:
As advertised, the examination in each job family will consist of a General Paper and a
Specialized Paper. The General Paper is the same for all job families and applicants will be asked to summarize a text. The Specialized Paper varies by job family, and consists of the
following:
Finance: 50 multiple choice questions, 3 mandatory essays, and 6 short questions;
Administration: 50 multiple choice questions, 2 mandatory essays, and 10 out of 12 short
questions;
Public Information: 50 multiple choice questions, 2 mandatory essays, and 5 short questions
Statistics: 50 multiple choice questions, 1 mandatory essay, and 8 short questions,
Legal: 50 multiple choice questions and 3 out of 6 essays.

と書かれていて、General Paperの方はサマリー問題だけとも解釈可能な記述がされている。

そしてついにYPPの公式ページでも明確に

The General Paper 

* is the same for all job families, and 
* applicants will be asked to summarize a text. 
* Maximum score for General paper (summary): 150 points 


The Specialized Paper 

* is different for each job family in both substance and format. 
* All Specialized Papers include 50 multiple choice questions which will serve as first eliminatory portion. 
* In case of a large number of candidates, certain parts of the Specialized Papers other than the multiple choice questions may also be eliminatory.



 と記述され、マークシート方式のテストはGeneral Paperではなく、Specialized Paperの方でやることになった(らしい)と言及された。昨年度に比べてこれは大きな変更と言って良いと思う。つまり、俺が去年のPolitical Affairsの試験後の感想で書いたような国連組織の一般的な理解よりは、今年のテストでは各専門分野の知識を問われる問題として、マークシート方式のテストが使われる可能性があるということだ。
 毎年YPP試験の形式は変更されているようなので、実際12月3日に受験してみないと分からないが、個人的にはこれは受験者にとって対策しやすくなった変更だと思う。試験当日に去年と同じでGeneral Paperに課されていたマークシート問題がそのままSpecialized Paperの方に移されただけ、ということになると困るのだが・・・。まあ、何より3か月ぐらい前に言って欲しかったわけであるが。各国40位以内の猛者ならこの変化ぐらい対応してみせろということなのだろうか。

2013年11月1日金曜日

2013年国連YPPのLegal Affairs 用推薦図書に関する雑感

今年のLegal Affairs用の推薦図書(というか実際には図書じゃなくて国際法条文そのもの)に関する(8番目以外の)雑感が下記。

1.The Charter of the United Nations

高確率で持っている条約集の最初に入っていてなぜか日本のポケット六法にすら確実に入っている国連憲章。2条4項、2条7項、6章ちょっとと7章大部分(と純粋な法学的視点からはこれがないと国際秩序が始まらない103条)は覚えていて当然じゃないと困る。

2.The Convention on the Privileges and Immunities of the United Nations

国際法主体としての国連について規定した条約。国連の法人格と国連職員に与えられる特権免除に解する理解が必須。一般的に「国際機構」単独で講義を構成しない場合は教育機関だと「国際法の主体としての国際機関」の時間に教える。問題の作り手としてはケーススタディで絡めやすく、実際配布されているYPPの過去問でも(多分試験作成者がにやにやしながら)その手の事例を作っているので、国連損害賠償事件、国連経費事件についてのICJの勧告的意見は読んどくべき。

3.The Universal Declaration of Human Rights

いわゆるUDHR。「国際人権法」という講義があったら担当教官は高確率でICCPRやICESRの前に部分的でも触れる国連総会で採択された宣言。ここに示されている内容を100%守っている夢のような国は世界中どこにも存在しないことは自明だが、それでも国際人権法の(象徴的な意味も含めて)最上位の法源には違いが無いので、国際人権法上の問題に関して論文を書く場合は法源っぽく言及するのが常套手段。

4.The Geneva Convention of 1949

いわゆる「ジュネーブ諸条約」でこっちは「国際人道法」の最上位の法源の1つ。国際人道法兄弟のもう一方の片割れである「ハーグ陸戦条約(ハーグ法)」が戦争の「方法」を規律することを重視するのに対し、こっちのジュネーブ法は戦争の「対象」を規律することを重視する。特に現代的な文脈では「戦時」と「平時」、「戦闘員」と「非戦闘員」の境界が曖昧になっていることもあり、4つ目の文民の保護に対する条約が大切。ロースクールだと教員は「戦闘員」と「非戦闘員」の現代的な区別に関する終わりのない議論で法の不確定性をアピールして無理して盛り上げようとする。

5.The 1982 United Nations Convention on the Law of the Sea

国際海洋法の最上位の法源。所謂「排他的経済水域」とか「領海」とかいう言葉の意味はこの条約を見ればわかる。日本は海洋国であることもありマニアがいっぱい居る。これも事例問題にしやすい。

6.The annual resolutions of the United Nations General Assembly on Oceans and the aw of the sea

上記の海洋法上の問題に関する国連総会決議(の数々)。今回のような試験でまともに相手にすると「実際は6問中1問しか出なくてしかも他の3つの方が簡単で選ばなかった・・・」という展開になるのが怖い。もっとも筆記試験の次の面接で面接官が国際海洋法マニアで「君は国際海洋法の問題は解かなかったが云々」みたいな展開になるともっと怖い。

7.The 1969 Vienna Convention on the Law of Treaties

いわゆる「ウィーン条約法条約」で、通りを歩いているおっさんおばさんは(国連憲章に比較して)まず知らないが何気に国連憲章と並ぶくらい国際法にとって大切かもしれない。特に「条約の留保」については、これに関する問題で世界中の国際法学者達が期末試験で学生達を苦しめようと舌なめずりしている。

2013年10月23日水曜日

「人間性を捧げよ」→「人間性を捧げよ」→「人間性を捧げよ」でもう俺は前しか見えない。

 結局今年の国連YPP試験(Legal Affairs)にも呼ばれたので、また1つ人間性を捧げることになり、もう俺は前しか見えない。

2013年7月17日水曜日

国際私法の罠

 今年のYPPについては、俺の場合なら当然Legal Affairs枠で出すべきなのだが、過去問を見るとどう考えてもInternational Transactionに関連する法理論について聞いていて、これは案外俺にとってはまた1つ作業が増えるなと思う。
 俺はNYU(というか今までの経験)で普通の国際法に加えて、International Criminal Law、International Humanitarian Law、International Human Rights Lawなどの国際公法の花形分野を全てやったので国際公法ならまあ大丈夫なのだが、国際私法はまずいなーと思う。真面目に国際私法だけ勉強したという経験が無い。Administration枠の過去問の方がどう考えても簡単なので、そっちに逃げた方が単純に合格するだけならまだやり易いかもしれない。
 他方でまあ良い機会なのでこの際Private International Lawもやっておくかという気もしている。国際機関で「法学分野の専門家です(外道だけど)」とまともに主張する限りどの道必要になる専門知識ではあるのだ。
 とか言いつつ俺の「可能性病」がいつも通り発症して、Legal AffairsもAdministrationも対応可能なので自分の可能性の取捨選択に関する考察をまた去年のようにInspiraのサイトが詰まりまくる時期になるまで続けてしまうかもしれないが。もうなんか最近は「やっぱりいろんな事に首を突っ込みまくっても良いか!ははは!」とか思い始めている。

2013年4月27日土曜日

国連YPP試験に合格する方法を真面目に考えようの回

 前回のフルブライト奨学金に続き、俺の人生における次の敵は国連YPP試験になったようなので、真面目にこの試験を攻略する方法を考察しながらしばらく生きていこうと思う。毎回残りHPが???になっていてライブラが無効の敵を相手にするのは疲れるのだが、こういう生き方の方が俺としてはしっくりくるのである。
 まあ出願する分野にもよるのだが、とりあえずSpecialized Paperの方は前回やった方法でそこそこ対応できていたので、案外簡単かもしれない。やることと言えばほぼ決まっていて、①国連事務総長報告書(SGレポート)をイシューごとに読む、②イシューを包括的に説明している基本書を買って読む、の2つで(理論通りに体が動けば)7割ぐらいはできるのではないかと思う。
 ①のSGレポートというのは国連マニアであれば常識なのだが、国連では数年ごとに各イシューを専門的に論じた事務総長(Secretary General)の名入れの、いわゆる各イシューに対する国連の立場そのものを示していると言っても過言ではない文書が存在する。例えば1992年のPKOの質的転換を明示した「平和への課題」も、当時の国連事務総長であるブトロス・ガリによる報告書である。この類のレポートは当然探し出して読む必要がある。
 ②のイシューを包括的に説明している基本書とは一般的に流通している教科書を指す。もちろん①の文書の方が重要度は高いのだが、Specialized Paperは大問3つ以外は7つの比較的短い文章を書かされるので、基本的なTechnical Termの定義や意味を短く説明できるようになっている必要がある。
 もっとも「理論通りに体が動けば」と上記した通り、日本人にとって重要であるのはいかに早く綺麗な英語の文書を手書きで書くか、という点である。実際やった人間は味わったと思うのだが、まともにやると後半部分の論述の質が疲労により下がっていく。鍛錬で克服できる問題か不明なのだが、アメリカの司法試験やロースクールのテストのようにキーボード入力を国連が許可してくれる可能性は、「試験形式の平等を保つ」という名目で現状では非常に低いので、手書きで解答を作る練習は必要になるだろう。一見馬鹿みたいな要素だが、案外この点は馬鹿にできたものではない。
 Specialized Paperよりも個人的に問題であるのは前半部のGeneral Paperだと思う。おそらく前年度の試験形式を国連は踏襲してくると思われるので、まず試験形式から言うと今年も①英文要約+②マークシートだと予測する。②のマークシートは昨年度の場合だとYPPのHPでGeneral Paper対策用に配られていた過去問と形式そのものが異なるので、実際はそれほど対策にはならなかったし、個人的な感触として、実際のマークシートの問題では国際社会における問題群よりも、詳細な国連機関の組織関係に関する理解が問われていたと思う。よって、ここで足切を食らわないためには、個別の機関の統括機関は総会なのか経済社会理事会なのか安保理なのか、権限関係はどうなっているのか、機能はどうなっているのか、といった点を理解する必要がある。対策方法としてはいわゆる「国連ファミリー」の見取り図を早めに入手して、各機関の機能や権限を把握する作業が求められるだろう。国際社会の問題を見る時も、どの機関がどの機関の統括下で取り組んでいるのか、その機関と協力している機関は何か、ということを理解しておく必要がある。
 余談だが昨年日本の外務省国際機関人事センターから頂いた素晴らしいアドバイスが下記。

(一般試験)
 一般書籍等で国連の概要を把握した上で,国連事務局が公表している,UN NEWS,事務総長報告,プレスリリース等に目を通し,現在の国連事務局の課題や重点目標について理解する。
国連文書検索システム(Official Document Search System)を利用し,応募分野に関連する報告・プレスリリースを検索し,読みこむ。
 UN-ODS http://www.un.org/en/documents/ods/
 国連について知見のない方は,まずは国連英検の勉強を糸口としていただくのも一案です。

(専門試験)
・政務分野
 他分野に比べて,総長報告,プレスリリース等への理解が求められ,読みこみが必要。



というわけでとにかく読み込みましょう、というアドバイスであった・・・。どう考えても国連自体の存在を知らない人間でない限り、知りたい情報はここで言う「プレスリリース」や「事務総長報告」のイシューの具体的な範囲や内容なのだが、とにかく読み込むことが必要らしい。残念ながら、上記した物理的な理由により、日本人の場合はとにかく読み込んでいても(多分)負けます。また早い所俺が合格してこのブログで「国連YPP試験攻略法」でも書ければ良いのだが・・・。

2012年12月7日金曜日

俺は国連YPP試験の野郎をぶちのめすことに決めた

 この前国連YPP試験(Political Affairs)を受けた。

 俺の負け。

 今年から導入されたマークシート方式のInternational Affairsの試験は範囲が広過ぎるため、コンスタントに点を稼ぐためにはもっと国連の組織関係を理解する必要がある・・・という問題点が浮かび上がった・・・のだが、実はこの展開は事前に予測していたので正直どうでもいいサマリーとマークシートの結果はそれ程俺の関心事項ではない。「ああやっぱりな」ということが確認できただけである。
 問題はSpecialized Paperという、3つの長文エッセイと7つの短文エッセイ処理の方で、こっちができなかったことが苛立たしい。「できなかった」というのは、「意味不明だった」というわけではなく、時間が足りなかった、という方が正しい。問題は全部それほど難しいわけではなく、3つの長文は(1)国連は民主主義を促進すべきか、(2)紛争予防の意義と課題、(3)正義と平和の関係について論じよ、と言った内容で、それぞれ実際に辿った勝ち筋を言うと、

(1)については① RussetのDemocratic Peace論の紹介、②人権と民主主義の関連(国連憲章前文と第1条の内容)を踏まえた重要性、③民主主義を安易に導入することの弊害(e.g. 紛争後ボスニアで起こった民族主義の助長)、④ParisのIBLからの類推(e.g. MacedoniaとSouth AfricaにおけるConsociational Democracyの実践への言及→制度構築による課題の克服が可能)、⑤結論、

(2)については、①紛争予防の5つの類型、平和構築、予防的人道支援、予防外交、予防的展開、予防的武装解除について言及、②紛争予防の課題(ここで時間節約のために予防外交特化でアナン前国連事務総長のスーダンにおける予防外交上の役割と課題に言及)、③結論、

(3)については①典型的な「正義と平和」の目的の違いを強調する(やや時代遅れな)立場の紹介(次のパラグラフでシエラレオネのロメ和平合意(1999)への批判について言及する典型パターン)、②①で紹介した立場の問題点I(移行期の正義を正しく理解できない)、③問題点II(長期的な平和構築の眼目を正しく理解できない)、④結論(法の支配の確立と人権保護といった点で相補性があることを強調)

 という論証がそれぞれ見えたのだが、時間管理のため他のWMD取締やPKOの課題などの7つの短文エッセイを先に行ったので、上述したように実は最も3問の中で簡単だった(2)を犠牲にしなければならなかった。
 この結果は苛立たしい。何が苛立たしいかと言うと、知識の問題ではなく、俺の英語能力が問題だ、というより根本的な能力不足という課題を俺に突き付けたからである。もっと具体的に言えば、俺の英語には正確性とスピードが足りない。確実に理論を形にするための力と速さが無い。全ての問題を解いた反面、まだ伸び代がある論証しかできていない。これが実に苛立たしいんだよ。
 俺がYPP試験を完膚なきまでに叩き潰すためには、自分の英語にスター・プラチナのような「スピードと正確性」を持たせる必要がある。息をするように英語を使う必要がある。今の俺にはその力が欠けているため、俺はYPP試験に負けたと思う。
 まだ2013年1月になっていないが、もう2013年の俺の目標の1つは決まった。それは「俺の英語にスピードと正確性を持たせて、国連YPP試験の野郎をぶちのめすことができるようになる。」である。

2012年11月6日火曜日

「リーチ確定よ」

 今年の国連YPP(Young Professional)試験のPolitical Affairs枠の筆記試験に進んだので、久しぶりに「俺がやっていること」に深く関わる勉強をすることになった。試験時間は4時間半で手書きらしい。
 こういう試験を大学生の頃からずっと待ってた。全力でぶっ飛ばす。