なまじ学問をやっていると俺たちは本や論文に無駄に価値を置きすぎて大切にし過ぎる嫌いがあるのだが、留学に関してはこれは多くの場合無駄である。現地調達して現地で消費した方が手っ取り早い。俺は論文を書いたが、別にアメリカで調達可能な論文や本を使って十分書けた。以下アメリカに持って来なくていいもの。
- 論文、本
- 資料が入ったファイル
- 寝具
- 食器
上に挙げたものは全部現地調達しろ。フルブライト奨学生なら最初に貰う10万円でドルを買ってその資金で現地でぺろんぺろんのクソみたいな食器と寝具を買って入手しろ、と思う。逆にアメリカに持ってきとくと良かったものは下記。
- 傘(ダントツで持ってきた方がいい。アメリカの傘は質が悪くて高いので、適当なビニール傘か折りたたみ傘をスーツケースに忍ばせておくと助かる)
- 電池
- まだ使っていない生協で売っているような紙製のおんぼろファイル
- 文房具(アメリカのものは質が悪い上に高い)
- PS3(※ハンターに限る)
- モンハン(※ハンターに限る)
- PSP(※ハンターに限る)
- ハンティンググリップ(※変態に限る)
つまり一般人は少量の衣類と洗面器具だけ持ってアメリカに留学した方がいい。アメリカに着いたら近所のスーパーなりKマートなりで必要なものを買えばいいのだ。論文を書く予定があると「この本・・・使うかもしれんな・・・!!」、「この論文・・・役に立つかもしれんな・・・!!」とか脳内で言ってしまうかもしれないが、アメリカで入手してアメリカで処分して帰った方がいい。俺などは無駄な荷物を持ってきていたので今荷物の処理に困っている段階である。
しかもNYUの立地が非常にいやらしくて、USPSまでの距離が絶妙なのである。安く日本に荷物を送る常套手段がUPSやFedexを避けてUSPSを利用するということなのだが、それはUSPSが近くにある場合である。距離が遠いと流石に「そこら中にあるUPSやFedexで済まそうかな。はいはい俺の負けですよ」とか思えるのだが、NYUはその辺が嫌がらせとしか思えない立地なのだ。OISSの横の方にNYUが運営しているメールサービスがあるのだが、なぜか今年の5月21日から国際郵便はめんどくさい手続きを事前に済ませておかないと送れないようになっていて、突然持ち込んでも処理してくれなかった。
俺は一回本の多量に入った段ボールを(「くそったれがぁーーー(声:堀川りょう)と脳内で叫んで)USPSまで持って行ったのだが、ちょっともううんざりした。もう他のものは全部捨てて帰っちゃおうかなと思っている次第である。
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