2013年3月21日木曜日

ヱヴァンゲリヲンと日本刀展に行ってきた

各所で取り上げられていたアスカが彫られているアスカそのものをイメージした短刀。

近影。

 この前彼女と一緒にヱヴァンゲリヲンと日本刀展に行ってきた。備前という日本刀の名産地の職人達が、マゴロクソードとか、ANIMAとかいう派生作品やスパロボでしか登場しないエヴァの武器やら、TV版だとカッターナイフだったのに新劇場版だとちゃんとそれっぽいナイフになっていたプログレッシブナイフに(「決して媚びているわけではない」体の)感銘を受けて、自分達も造ってみようということで製作された刀剣類の展示企画である。


「序」で碇君が初号機にトウジ達を乗せたまま泣き叫びながら突貫した際に用いたプログレッシブナイフ。

会場ではミサトさんによるそれぞれの展示物の解説を聞くための機器を貸してくれる。そしてミサトさんはこのような末端の企画の解説にあっても相変わらず一貫して「エバー」と言っていた。もう治らないらしい。最初の挨拶だけテンションが高くて、その後の解説は真面目ぶってまともであった点も「実は最も汚い大人代表」の葛城ミサトらしい。個人的には、碇シンジが父親以上に本当に殴り合う必要がある相手は葛城ミサトだと思う。

「破」で2号機が用いていたプログレッシブナイフ。

類似の型のプログレッシブナイフ。柄の形が微妙に異なる。

 刀剣類の展示の他に、ガイナックスによるTV版の企画書が展示されていた。おそらくファンならそちらの方に関心があると思われる。特に目を引くのは「立て!エヴァンゲリオン!!」とか言っている碇ゲンドウ教授の設定画があった点で、なぜ企画書通りにこいつの性格が設定されなかったと思わずにいられない。

刀匠達が頑張って製作したロンギヌスの槍。(多分この企画が遂行されたのは「破」の時点の話なので)カシウスの槍は製作されていない。

 また、企画書には「最後は大団円」と最終話のあらすじに書かれていた。というわけで「最後は大団円」である。今後のエヴァンゲリオンにご期待下さい。

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