MHP3のモンハン部屋がMHP2Gの時と最も異なる点は、クエストを貼る人間が何のクエストまたはモンスターを狩りに行くのか言わないという悪習が蔓延している点である。体感だが全体を通じて6割以上、部屋によっては無言部屋でも無いのに俺以外誰もクエスト名またはモンスター名を言わないろくでもない部屋もあった。
これはマナーが悪いから起きている問題ではなく、頭が悪いから起きている問題である。カプコンの開発者が本当にアドパでモンハンをやっている人の状況を理解しているなら、集会所で装備を換えられるように調整したかもしれないが、やはりユーザーと開発者の間にはどうしてもギャップがあるので、そこは実装してくれなかった。そのため、依然としてMHP3においても装備を換えるためには一度家に戻る必要がある。何を狩るのか言わずに貼られた場合、一度クエスト内容を確認した後、家に戻る必要があり、MHP2Gの時に一度書いた通り、イベクエだった場合などは本当に時間がかかる。しかも無言で馬鹿みたいにクエストを貼り続ける人間だけはそのクエスト用の準備をしているという、他人への配慮の無さが浮き彫りになる。貼られたクエストがMGSのイベクエなどの場合は本当にたまったものではない。
この悪習を正当化するために、「いや俺キーボード持ってないんで」とかいう要領の悪い人も居るかもしれない。しかし、そもそもアドホックパーティーにおける意思疎通手段がTCかVCに限定されている以上、最低限コントローラーでも可能なTCで意思疎通できることがアドパを行うための条件なのだ。TCでの意思疎通に問題があるのはユーザーの責任である。しかもキーボードは買おうと思えばそこらのファミレスのランチ並に安い値段で買える。俺が使っているのは980円で売られていたものだ。中学生だろうと余裕で買えるだろう。
なぜMHP2Gの時とMHP3の時でこれほど差があるのか。1つ個人的な仮説を立てるとすれば、「MHP3でアドパを利用するのが初めてであり、かつそれ以外でオンライン環境でゲームをすることが無い」人が増えたことだと考える。例えば上記のタイプに該当する人が初めてアドパを使ってモンハンをやろうとした場合、PS3は購入するがキーボードは別に要らないと思うかもしれない。なぜなら他にオンラインゲームなんてしないし、年齢層が低ければもしかしたら自分の使えるパソコン自体持っていないかもしれないからだ。その結果、コントローラーを使って無理してTCを行おうとするため、挨拶が「よろ」や「こん」など意味不明の(俺がホストだったらその段階で蹴る)短い挨拶になったり、打ち込むのが手間になるため無言で貼るなどの頭の悪い行為を行うこととなる。MHP2Gは過渡期には割合コアな人間しかアドパに残らなかった印象があるので、俺がやっていた時期にはもうこのような「ライトユーザー」がMHP2Gに飽きた頃だったのかもしれない。
それではこのような「ライトユーザー」が自分のくだらない悪習を正当化するためにはどこの部屋へ行けばいいのか?答えは簡単で、自分で「無言部屋」を建てるか、「無言部屋」と書かれた部屋に入って無言でクエストを貼り続ければ良い。これで万事解決。わざわざ980円という大切な大切なお金を出してキーボードを買いに外に出なくて済むし、ゲームを行うためだけにわざわざ抽象化された見ず知らずの他人を顧みる必要も無い。自分で建てた「無言部屋」が一番良いかもしれない。何ならフルルナ太刀だろうがBC警備員で寄生しようが、自分(だけ)の思い通りにゲームができるだろう。まあ少しやればアドパに来る意味が分からなくなるかもしれないが。
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