1月11日に東京の事務局でフルブライト奨学金内定者説明会に参加した。合格発表がまだまだ先の大学が殆どなので全然確定していない情報だが、今年度は俺が含まれる大学院留学プログラムは全員で23名居るらしい。同じプログラムといっても全員年齢もバックグラウンドもばらばらで奇兵隊みたいな感じだ。
個人的に面白かったのは明石康さんがフルブライト奨学金受給者の用いるJ-1ビザに課せられる「留学後に2年間の自国滞在義務を果たさないとアメリカで就職や居住はできない」という要件を未だに満たしているのか分からないという話だ。実はこの要件には面白い抜け道があり、たとえニューヨークの国連事務局であっても、あくまでアメリカの私企業などではなく、「国連職員」として勤務する場合は形式的にはアメリカで働くことも可能だということだ。またあくまで就労や居住に課せられる要件なので、詳しく経緯は知らないが、アメリカでの就学は可能らしい。
なので、留学後コロンビア大学へと進み、そのまま国連職員となってしまった明石さんは、(要件を満たしているかは別にして)少なくともフルブライト奨学生として留学した後日本で2年間滞在するという過程をそのまま経たわけではないらしい。これは俺にとっては朗報である。最初から俺は国際機関で就職するつもりだからだ。まあ今のところ日本の博士を投げ出すつもりはないので、アメリカで色々話を聞いててやっぱりそっちがいいなーとか、高田純次みたいなフラフラ感を持ち始めても安心ということだ。今のところ俺はフラフラするどころかガチガチだが。
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