この1週間でNorthwesternとの2度目の面接も終わり、完全に受験そのものが終了した。と同時にPS3がYLOD(Yellow Light of Death)という、非常に有名な故障をしてしまった。割とお先真っ暗な故障のタイプらしい。
実はPS3も俺のフルブライトとLL.M.へ向かう一連の戦いを支えてきたと俺は考えている。個人的な精神論だが、努力する奴は努力するほど努力しない時間を作り出すのがいろいろな意味で難しくなる。別にガリ勉なんでそれでも良いという人や、それで良いという類の目標は存在するのだろうが、少なくともその場の発想や想像力が必要になる戦いを求められる場合は、おそらくガリ勉一辺倒だと労力に見合った結果を得られないだろう。頭が疲労で凝り固まっていては対処できない勝負がある。
俺の場合は努力で蓄積された精神的な疲労を解消する具体的な手段がアドパでモンハンをすることだった。目標に向けた努力に嫌な部分というのは、自分の得意分野であっても存在する。英語が得意であっても4時間ほどの拘束を強いられるTOEFLを何度も受け続けるのは疲れるし、TOEFLの場合は俺のように遠隔地での受験を強いられるという特殊な状況に耐える必要もある。受験料も一回2万5千円ほど。ほぼ新品のPS3と同額だ。人によっては10回以上この受験料を支払ったという人も居る。フルブライトを受験した人の中には何人も職を持っている人が居るが、そうした人たちもそれなりの苦労を味わうことになっただろう。
こうした苦労と向き合い、目標へ向けた努力をマネジメントするための具体的な手段こそが、努力を放棄する時間をわざと作ることだと考える。より積極的な意味で遊ぶことが必要になる、と思う。別に意識的、目的的に遊ぶ必要は無いのだが、少なくとも俺の2010年度の努力には遊ぶことが必要だった。多分こうした遊ぶことに対しての客観的な目というのは、今後「学生」の身分を失くしたときによりよく理解されるのだろうと思う。
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