昨日は結構お気楽な記事を書いたが、実はPSNの事件は深刻さを増しているらしい。ただ機能停止になっているわけではなく、クレジットカードの情報を含む個人情報が盗まれた可能性があるとか。7700万人もPSNに登録していた人が居たというのも驚きだが、個人情報の漏洩は結構笑えない状況である。
俺個人に関して言えば、3月に今まで使っていたクレジットカードの期限が切れて新しくなったまま、特にアドパ以外でPSNに用事が無かったため、PSNで設定変更し忘れており、(裏のセキュリティコードが確実に異なるので)多分クレジットカードについては問題が無い。また、個人情報もどの道今年中に携帯もプロバイダーも解約することになるので、付随して登録しているメールアドレスなどの情報も無くなるし、住所自体が半年以内にこの国じゃなくなる。というわけで俺は自然にこの事態に対応しているらしい・・・。
昨日は「ご苦労様です」とか言っていたが、多くの人は「SONY何やってんだ!!」と思い始めているだろう。
2011年4月26日火曜日
PSNさん・・・
もう結構大々的に取り上げられているが、PSN(Play Station Network)が機能停止状態になっている。先週は法事やら健康診断の件やらNYUの履修表で俺の取りたい授業が曜日被りまくっていたり、いろいろあったので、日曜日にちょっとアドパにでも行っていろいろ(精神的に)回復しないと・・・!と思って繋いで見たら接続不能になっているのに気付いた。未だに機能停止状態が続いているらしい。
この件で俺が驚いたのはかなりの人間がTwitterなどでこの件に対する不満や不便だという意見を出した点である。Play Station 3ってそんなにメジャーなハードだったのか・・・。数年前まで(ひょっとしたら今でも)SONYさんのゲーム関連の商売は振るわなくなっているという論調が主流だったので、俺はPS3はWiiに比べれば完全に「失敗」で、家に置いてあったりすると「え・・・マジ!?お前PS3なんか持ってんの!?うわ・・・」みたいな反応になるのかと思っていた。なので今回の件も「PSNって何?知らない」で済まされるのかと思っていたが、俺の予想以上の反応がある。
この点、今回の事件はメディア的にも面白いと言えば面白いからこんなに反応があるのかもしれない。「外部要因による影響」が今回の件の表向きの原因だが実は「アノニマス」という文字通り「匿名」のハッカー集団の手によるものではないのか、という意見がある。この「謎のハッカー集団」という存在が聴衆にとっては(俺などはコラテラルな被害としてアドパに行けないので単なる聴衆と言うより被害者だが)結構魅力的な響きである。勿論「ハッカー」という語は本来的にはコンピュータの知識に長けた者を指すプラスの言葉だが、現在ではコンピュータをいじって騒ぎを起こす「悪」として広く浸透している。やはり「悪」には「謎」の一面が欲しいのだ。それに加えてSONYという一流企業に対する「匿名」の人々の反乱は、権力に対する反骨精神や革命を想起させる。保証期限の理不尽な短さや、故障し易さなどでSONYに不満を持っている人々は大勢居るので、全く無関係の一般の人々に加えて、そうした人々にとっても憂さ晴らし的な需要があるニュースなのかもしれない。
とりあえずPSNは(課金しなければ)タダのサービスなのに、休日返上で作業している(とSONYには言われている)人々は本当にご苦労様です。
この件で俺が驚いたのはかなりの人間がTwitterなどでこの件に対する不満や不便だという意見を出した点である。Play Station 3ってそんなにメジャーなハードだったのか・・・。数年前まで(ひょっとしたら今でも)SONYさんのゲーム関連の商売は振るわなくなっているという論調が主流だったので、俺はPS3はWiiに比べれば完全に「失敗」で、家に置いてあったりすると「え・・・マジ!?お前PS3なんか持ってんの!?うわ・・・」みたいな反応になるのかと思っていた。なので今回の件も「PSNって何?知らない」で済まされるのかと思っていたが、俺の予想以上の反応がある。
この点、今回の事件はメディア的にも面白いと言えば面白いからこんなに反応があるのかもしれない。「外部要因による影響」が今回の件の表向きの原因だが実は「アノニマス」という文字通り「匿名」のハッカー集団の手によるものではないのか、という意見がある。この「謎のハッカー集団」という存在が聴衆にとっては(俺などはコラテラルな被害としてアドパに行けないので単なる聴衆と言うより被害者だが)結構魅力的な響きである。勿論「ハッカー」という語は本来的にはコンピュータの知識に長けた者を指すプラスの言葉だが、現在ではコンピュータをいじって騒ぎを起こす「悪」として広く浸透している。やはり「悪」には「謎」の一面が欲しいのだ。それに加えてSONYという一流企業に対する「匿名」の人々の反乱は、権力に対する反骨精神や革命を想起させる。保証期限の理不尽な短さや、故障し易さなどでSONYに不満を持っている人々は大勢居るので、全く無関係の一般の人々に加えて、そうした人々にとっても憂さ晴らし的な需要があるニュースなのかもしれない。
とりあえずPSNは(課金しなければ)タダのサービスなのに、休日返上で作業している(とSONYには言われている)人々は本当にご苦労様です。
2011年4月19日火曜日
I didn't make it (泣)→ 「宇宙の話をしよう」
英文健康診断書を作成したと思っていたら、依頼した医療機関が抗体値と確認した日付を記入しておらず、頼んだのにレントゲンを撮っておらず、さらに破傷風とジフテリアは全く理解不能だがそもそも抗体検査すらしていないという事実が判明したのでやり直しになった・・・。
特に破傷風とジフテリアは抗体検査していないということを英文健康診断書に書く前に説明しろよと激しく思ったし、何よりポリオの予防接種をしたため1ヶ月経過しないと両方予防接種もできない・・・。というかそもそも抗体検査していない項目についても抗体があるという適当な事実を記入されていたこと自体、本当にろくでもない医療機関だなと思わざるを得ない。金もらってやってるのに何やっつけで作ってんの?と思った。結局今現在埋められるところだけは埋めて提出し、5月中旬にジフテリアと破傷風の予防接種の証明書を提出することにした・・・。
なるほど、俺は自分の親(だった人)も含めた連中がこの英文健康診断書作成でどれだけ愚かな振る舞いをするかを予め予測して行動すべきだったのだ。俺の親が存在しなくなる前に高校生の俺は「将来フルブライト奨学生になる予定があるんで」と言って(1人は死にかけていた)彼らから母子手帳を確保するべきだったし、医療機関にはただ「ここに書いてある9つの感染症について抗体検査をして下さい」、「ならポリオだけ予防接種が必要なんですね?」と言うだけではなく、「はしか、風疹、おたふく風邪、ジフテリア、ポリオ、百日風邪、破傷風、破傷風追加免疫はちゃんと抗体検査してもらえたんですよね?『もう書けるよ』『ポリオ以外は大丈夫だよ』とかおっしゃっていますけど、ちゃんと書類に存在する全ての項目の診断、全ての病原菌について抗体検査してもらっているんですよね?だからもう書けるとおっしゃっているんですよね?説明して下さいよ」とうざいぐらい聞くべきだったのだ。
なぜかこの件について俺にしては珍しく本当に頭にきたのだが、俺はこのろくでもない医療機関を怒ったり恨んだり呪ったりしないことにしようと思う。「宇宙の話をしよう」(by南波六太)というわけだ。俺はフルブライターだ。医者じゃない。俺の母子手帳の所有者でもなかった。日米教育委員会の職員でも無い。それよりも俺はアメリカでの1年の準備をするべきだ。少なくとも、俺にはもう俺がアメリカで勉強する姿が見えている。
特に破傷風とジフテリアは抗体検査していないということを英文健康診断書に書く前に説明しろよと激しく思ったし、何よりポリオの予防接種をしたため1ヶ月経過しないと両方予防接種もできない・・・。というかそもそも抗体検査していない項目についても抗体があるという適当な事実を記入されていたこと自体、本当にろくでもない医療機関だなと思わざるを得ない。金もらってやってるのに何やっつけで作ってんの?と思った。結局今現在埋められるところだけは埋めて提出し、5月中旬にジフテリアと破傷風の予防接種の証明書を提出することにした・・・。
なるほど、俺は自分の親(だった人)も含めた連中がこの英文健康診断書作成でどれだけ愚かな振る舞いをするかを予め予測して行動すべきだったのだ。俺の親が存在しなくなる前に高校生の俺は「将来フルブライト奨学生になる予定があるんで」と言って(1人は死にかけていた)彼らから母子手帳を確保するべきだったし、医療機関にはただ「ここに書いてある9つの感染症について抗体検査をして下さい」、「ならポリオだけ予防接種が必要なんですね?」と言うだけではなく、「はしか、風疹、おたふく風邪、ジフテリア、ポリオ、百日風邪、破傷風、破傷風追加免疫はちゃんと抗体検査してもらえたんですよね?『もう書けるよ』『ポリオ以外は大丈夫だよ』とかおっしゃっていますけど、ちゃんと書類に存在する全ての項目の診断、全ての病原菌について抗体検査してもらっているんですよね?だからもう書けるとおっしゃっているんですよね?説明して下さいよ」とうざいぐらい聞くべきだったのだ。
なぜかこの件について俺にしては珍しく本当に頭にきたのだが、俺はこのろくでもない医療機関を怒ったり恨んだり呪ったりしないことにしようと思う。「宇宙の話をしよう」(by南波六太)というわけだ。俺はフルブライターだ。医者じゃない。俺の母子手帳の所有者でもなかった。日米教育委員会の職員でも無い。それよりも俺はアメリカでの1年の準備をするべきだ。少なくとも、俺にはもう俺がアメリカで勉強する姿が見えている。
2011年4月15日金曜日
I made it!
英文健康診断書の作成を完了した。母子手帳が紛失していたことで今は亡き母に少しイラっとしたが、抗体検査の結果、俺はポリオ以外の抗体を全て備えていることが判明したので、実はまめに予防接種を受けさせてくれていた母には感謝すべきなのかもしれない。
ポリオの予防接種については本当に一瞬で終わったのでびっくりした。何かスポイトみたいな器具に入っている怪しい液体を口の中にぴゅっと打つだけである。気持ち悪い液体だったが別に耐えられないほど苦いわけでもなかった。既にツベルクリン反応と抗体検査の際の採血で2度注射を刺されていたので、絶対注射されるわこれ・・・と思っていただけに良かった。大人がポリオの予防接種を受けるのは珍しいらしい。3900円でできた。
というわけで俺の予想よりかなり早く、そして安く(3万も使っていない)フルブライト奨学生の身分を確定するための書類を揃えることができた。母子手帳も無いし病院には断られるし、最初は一体どうなるのかと思っていたが、案外やればなんとかなるものである。
ポリオの予防接種については本当に一瞬で終わったのでびっくりした。何かスポイトみたいな器具に入っている怪しい液体を口の中にぴゅっと打つだけである。気持ち悪い液体だったが別に耐えられないほど苦いわけでもなかった。既にツベルクリン反応と抗体検査の際の採血で2度注射を刺されていたので、絶対注射されるわこれ・・・と思っていただけに良かった。大人がポリオの予防接種を受けるのは珍しいらしい。3900円でできた。
というわけで俺の予想よりかなり早く、そして安く(3万も使っていない)フルブライト奨学生の身分を確定するための書類を揃えることができた。母子手帳も無いし病院には断られるし、最初は一体どうなるのかと思っていたが、案外やればなんとかなるものである。
2011年4月14日木曜日
フルブライト奨学金攻略法 (終)
(9)の続き
5.おわりに
ここまで、フルブライト奨学金攻略法を記してきた。フルブライト奨学金を取得するためには、1.英語能力、2.経歴・履歴、3.これまでの学業成績・業績、4.奨学金制度趣旨と研究計画の合致、5.推薦状、の全てについて、出願者が最大限の努力を注ぐことが求められる。
しかし、フルブライト奨学金に内定したからと言って、その事実が水戸黄門の印籠かあるいはドラえもんのオールマイティパスのような効果を持つ、というわけではない。世間的には大学院受験の文脈で、「フルブライト奨学生」の肩書きを過大評価する傾向があるが、それは間違いである。トップスクールには「フルブライト奨学生」のような肩書きを持った人間がごろごろ集まってくるわけだから、「フルブライト奨学生」であっても戦いに負ければ落ちるところは落ちる。
それでは期待しているほどの絶対的な効果を持たない「フルブライト奨学生」という事実を得るために何でこんなに一生懸命努力すべきなのか、と思う人もいるかもしれないが、俺の個人的な見解を言わせてもらえば、一生懸命努力しないと得られない内定の難しさこそフルブライトの狙いである。フルブライト奨学生になるための努力は、この団体が掲げる「将来のリーダー育成」という目標達成に自然に貢献する。内定を得るために確かな努力をした人間というのは、英語で海外の人々とコミュニケーションができ、確かな経歴でこれまでの努力の成果を示し、学業成績の高さと業績の多さで優秀であることをアピールでき、自身の関心が広く国際社会が抱える問題解決にあることを主張し、その関心分野における第三者の評価を得られた者である。奨学生がこれだけの資質を備えた人間でなければ、フルブライト奨学金としては(本来は)困るのだ。そして、一般人が求めているリーダーというのは、このような資質を備えた人間でなければ(本来は)困るのだ。各分野ごとに多くても年に3人ずつ程度しか採用しない理由はここにあるし、採用した人間1人につき(名目上は1年間限度無しだが)約1000万円程度の援助をする理由もここにある。したがって、フルブライト奨学金に出願する人間が最大限の努力をするのは、奨学金の根本的な理念上当然のことだと言える。
俺がフルブライト奨学金受験について、単なる個人的な感想ではなく攻略法をこうして示したのは、単純に「この奨学金が求めるような資質を備えた人間がもっと世に出て世界をもっと面白くすればいいな」と思ったからである。少なくとも俺はこの世界はまだまだ面白いものになって楽しめるんじゃないのかなと思っている。フルブライト奨学金獲得を目指した全ての人間が、もっと世界を面白いものにできる者であることを願っている。
(了)
5.おわりに
ここまで、フルブライト奨学金攻略法を記してきた。フルブライト奨学金を取得するためには、1.英語能力、2.経歴・履歴、3.これまでの学業成績・業績、4.奨学金制度趣旨と研究計画の合致、5.推薦状、の全てについて、出願者が最大限の努力を注ぐことが求められる。
しかし、フルブライト奨学金に内定したからと言って、その事実が水戸黄門の印籠かあるいはドラえもんのオールマイティパスのような効果を持つ、というわけではない。世間的には大学院受験の文脈で、「フルブライト奨学生」の肩書きを過大評価する傾向があるが、それは間違いである。トップスクールには「フルブライト奨学生」のような肩書きを持った人間がごろごろ集まってくるわけだから、「フルブライト奨学生」であっても戦いに負ければ落ちるところは落ちる。
それでは期待しているほどの絶対的な効果を持たない「フルブライト奨学生」という事実を得るために何でこんなに一生懸命努力すべきなのか、と思う人もいるかもしれないが、俺の個人的な見解を言わせてもらえば、一生懸命努力しないと得られない内定の難しさこそフルブライトの狙いである。フルブライト奨学生になるための努力は、この団体が掲げる「将来のリーダー育成」という目標達成に自然に貢献する。内定を得るために確かな努力をした人間というのは、英語で海外の人々とコミュニケーションができ、確かな経歴でこれまでの努力の成果を示し、学業成績の高さと業績の多さで優秀であることをアピールでき、自身の関心が広く国際社会が抱える問題解決にあることを主張し、その関心分野における第三者の評価を得られた者である。奨学生がこれだけの資質を備えた人間でなければ、フルブライト奨学金としては(本来は)困るのだ。そして、一般人が求めているリーダーというのは、このような資質を備えた人間でなければ(本来は)困るのだ。各分野ごとに多くても年に3人ずつ程度しか採用しない理由はここにあるし、採用した人間1人につき(名目上は1年間限度無しだが)約1000万円程度の援助をする理由もここにある。したがって、フルブライト奨学金に出願する人間が最大限の努力をするのは、奨学金の根本的な理念上当然のことだと言える。
俺がフルブライト奨学金受験について、単なる個人的な感想ではなく攻略法をこうして示したのは、単純に「この奨学金が求めるような資質を備えた人間がもっと世に出て世界をもっと面白くすればいいな」と思ったからである。少なくとも俺はこの世界はまだまだ面白いものになって楽しめるんじゃないのかなと思っている。フルブライト奨学金獲得を目指した全ての人間が、もっと世界を面白いものにできる者であることを願っている。
(了)
2011年4月13日水曜日
フルブライト奨学金攻略法 (9)
(8)の続き
4.フルブライト奨学金受験シミュレーション~満輝夫の場合~
満輝夫15歳
高校に入学する。
金が無くて自費で海外留学できないので、日本の大学卒業後にフルブライト奨学生として海外留学することを決意。
情報収集の結果、大学はどこでもいいが、将来大学院出願の際にGREやTOEFLの確固たるスコアが必要になると考え、テストセンターの席を確保しやすい都市部の大学に進学し、そこを拠点にして準備することに決める。
将来的に日本で大学教授になる夢を抱く。
柔道部に入部。部活と勉強を両立する。
アルバイトで貯めたお金で初めてTOEFL-IBTを受けてみるが40点台と撃沈。英語をもっと勉強することに決める。
それから3年の月日が流れた・・・
満輝夫18歳
志望していた大学に入学する。専攻は国際関係論
授業料免除と給付奨学金の恩恵を受ける。
周囲は就職就職、TOEICTOEICと念仏のように唱え出すが、輝夫はTOEFL対策に集中し、1年の後期で80点台をマーク。高校3年間の努力を確認する。
1年の前期からGPAが3.5以上になるように真面目に勉強する。
情報収集の結果、自分の場合は「学生」の身分で出願することになりそうだと考え、アルバイトを探す際にできる限り国際的な問題を取り扱うNGO/NPOや、国際会議の支援業務など自分の研究分野に関連した職業に従事して働く。
ゼミや授業で積極的に発言し、担当教官に認められるよう努力する。
それから3年の月日が流れた・・・
満輝夫21歳
都市部の大学に設置された大学院修士課程に進学することを決意する。
大学院に合格した後、卒業までの半年間で早くもGRE対策を始める。
4年時に受験したTOEFLで100点を突破。
国際関係論に関する卒論を執筆。
首席で大学を卒業。
GPA3.95
満輝夫22歳
大学院に入学。
授業料免除と奨学金の恩恵を受ける。
1年からGRE受験を開始。
1本学会誌に投稿論文を出す。
TOEFLが105点を越える。
修士論文の全体像を描く
「履歴書に書けるバイト」を継続
1年終了時に卒業要件単位を全て取得し、GPAは4.0
満輝夫23歳
〈1月~4月〉
TOEFLが110点に届いたので受験を終了。
GREは合計で1400点を越えるようになる。
5月に提出するフルブライト奨学金予備審査願書の構想を練る。主に自分が将来どうなりたいのか、明確なキャリアプランを立てておく。
推薦状を書いてもらう人を誰にするか決める。
修士論文の章立てを決める。
〈5月〉
フルブライト奨学金予備審査用の願書を書く。金が無いので業者には頼めないが、指導教官及び知り合いの留学生に頼んでチェックしてもらう。→締切前の1週間に「出せるレベル」にする。後は諦めるだけ→願書提出。神に祈る。
修士論文の第1章を執筆。
〈6月〉
予定通り、予備審査を通過。
学部時代のゼミの担当教官、授業やオフィスアワーで複数回交流のあった先生、そして現在の指導教官に推薦状作成を依頼する。
願書記入作業を開始。
英文成績証明書等の発行を出身大学・大学院に依頼。
修士論文の第2章を執筆。
〈7月〉
願書の清書を作成した後、最終チェックを1週間ほどかけて飽きるまで行う。
推薦状3通を入手。
推薦状と成績証明書と願書を封筒に入れてパンパンにした後、7月31日までに日米教育委員会に送る→「俺が勝つに決まってんだろ!!勝つのは俺だ!!」とか思いながら内心神に祈る。
〈8月〉
GREを受験し、合計1500点を越えたので受験を止める。
大学院出願校の目途を付ける作業を行う。気になる教授にはメールを送って自分の課題が研究可能かどうか聞く。
修士論文2章の続きを執筆。
〈9月〉
フルブライト奨学金最終審査に備えて面接の準備を行う。大学院の友達や後輩、姉や弟に協力してもらう。
大学院出願校を決めて出願手続きを確認しておく。
修士論文第3章を執筆。
〈10月〉
2次審査を突破。11月第1週に東京で面接試験があることを知る。
本腰を入れて面接の特訓を開始。指導教官にも模擬面接をしてもらう。
バイトのシフトを調整して10月末から試験日まで集中できる時間を確保する。
大学院出願用の推薦状作成を再び3名の推薦者に頼む。
10月末日に大学院出願用の英文成績証明書等の発行を出身大学・大学院に依頼。
出願締切の早い大学院の願書を書き始める。
修士論文第3章の続きを執筆。
〈11月〉
〈面接日当日〉
最終審査の面接に臨む。面接前にマクドナルド赤坂見附店の2階で何を喋るか最終チェックを行う。必要に応じて親しい人に電話してチェックしてもらう。
面接時間が近づき、覚悟を決めたら山王グランドビル207号の日米教育委員会事務局へ行く。面接会場のすぐ隣の部屋で10分から15分ほど待つことになるので、机の上にある「アメリカ留学公式ガイドブック」をぱらぱらめくったり(内定すれば後で説明会の時にタダでもらえる)何を喋るか頭の中に思い描く。呼ばれるとすぐに入室する。入室すると自分以外の人間が6人ほど居て、目の前に4人いかにも審査員っぽい人々が居ることを確認する。
ハードな質問が4人から次々英語で浴びせられるが、「バカが・・・誰がかわすっつったよ。オレはメチャクチャ強ェんだ。こんなのダメージにもなりゃしねぇ」(機巧童子ULTIMO5巻、バイスの台詞より)と言わんばかりにこれまで死ぬほど練習してきた通りに真正面から自然に対応する。
面接終了後は礼を言って部屋を出る。そして軽やかな足取りでラーメン屋へ行き、ラーメンを食べて帰宅。自分の全てを出し切った!と思いながら寝る。
面接した次の日から出願締切の遅い大学院出願用の書類を書き始める。
全ての推薦状を入手。
出願締切の早い大学院に出願。
修士論文中間報告会出席。
〈12月〉
フルブライト奨学金内定の通知を受領。酒を飲む。
Certificate of Fulbright Candidacyを出願予定校分日米教育委員会に依頼。
残る全ての志望大学院に出願。
修士論文第4章を執筆。
〈翌年の1月〉
修士論文第4章を執筆。
修士論文の「はじめに」、と「おわりに」を書く。
修士論文の最終チェック。
〈翌年の2月〉
修士論文最終報告会。フルブライト奨学金の面接に比べれば軽い。
修士獲得。
合格通知が来ないかそわそわし始める。
〈翌年の3月〉
第1志望の大学院から合格通知を受領。酒を飲む。
不合格通知も届く。フルブライトに合格してても案外どうにもならないところもあるんだなと悟る。酒を飲む。
母子手帳を入手して、さっさと英文健康診断書作成作業に移る。
日本の大学院を卒業。身分上フリーターへ。
〈翌年の4月〉
英文健康診断書入手。
合格通知とパスポートコピーと英文健康診断書とその他必要書類を日米教育委員会に送付。
フリーター生活開始。フロンティアもギスギスしてて面白そうだな・・・と思い始めるも時間的・金銭的な問題で断念。
〈翌年の5月〉
サマースクール情報を入手?出立日が明らかになる?
〈翌年の6月〉
フルブライト奨学生に任命される。
身分上はフリーターからフルブライターへ進化→攻略完了。
鼻水が止まらないので(終)に続く。
4.フルブライト奨学金受験シミュレーション~満輝夫の場合~
満輝夫15歳
高校に入学する。
金が無くて自費で海外留学できないので、日本の大学卒業後にフルブライト奨学生として海外留学することを決意。
情報収集の結果、大学はどこでもいいが、将来大学院出願の際にGREやTOEFLの確固たるスコアが必要になると考え、テストセンターの席を確保しやすい都市部の大学に進学し、そこを拠点にして準備することに決める。
将来的に日本で大学教授になる夢を抱く。
柔道部に入部。部活と勉強を両立する。
アルバイトで貯めたお金で初めてTOEFL-IBTを受けてみるが40点台と撃沈。英語をもっと勉強することに決める。
それから3年の月日が流れた・・・
満輝夫18歳
志望していた大学に入学する。専攻は国際関係論
授業料免除と給付奨学金の恩恵を受ける。
周囲は就職就職、TOEICTOEICと念仏のように唱え出すが、輝夫はTOEFL対策に集中し、1年の後期で80点台をマーク。高校3年間の努力を確認する。
1年の前期からGPAが3.5以上になるように真面目に勉強する。
情報収集の結果、自分の場合は「学生」の身分で出願することになりそうだと考え、アルバイトを探す際にできる限り国際的な問題を取り扱うNGO/NPOや、国際会議の支援業務など自分の研究分野に関連した職業に従事して働く。
ゼミや授業で積極的に発言し、担当教官に認められるよう努力する。
それから3年の月日が流れた・・・
満輝夫21歳
都市部の大学に設置された大学院修士課程に進学することを決意する。
大学院に合格した後、卒業までの半年間で早くもGRE対策を始める。
4年時に受験したTOEFLで100点を突破。
国際関係論に関する卒論を執筆。
首席で大学を卒業。
GPA3.95
満輝夫22歳
大学院に入学。
授業料免除と奨学金の恩恵を受ける。
1年からGRE受験を開始。
1本学会誌に投稿論文を出す。
TOEFLが105点を越える。
修士論文の全体像を描く
「履歴書に書けるバイト」を継続
1年終了時に卒業要件単位を全て取得し、GPAは4.0
満輝夫23歳
〈1月~4月〉
TOEFLが110点に届いたので受験を終了。
GREは合計で1400点を越えるようになる。
5月に提出するフルブライト奨学金予備審査願書の構想を練る。主に自分が将来どうなりたいのか、明確なキャリアプランを立てておく。
推薦状を書いてもらう人を誰にするか決める。
修士論文の章立てを決める。
〈5月〉
フルブライト奨学金予備審査用の願書を書く。金が無いので業者には頼めないが、指導教官及び知り合いの留学生に頼んでチェックしてもらう。→締切前の1週間に「出せるレベル」にする。後は諦めるだけ→願書提出。神に祈る。
修士論文の第1章を執筆。
〈6月〉
予定通り、予備審査を通過。
学部時代のゼミの担当教官、授業やオフィスアワーで複数回交流のあった先生、そして現在の指導教官に推薦状作成を依頼する。
願書記入作業を開始。
英文成績証明書等の発行を出身大学・大学院に依頼。
修士論文の第2章を執筆。
〈7月〉
願書の清書を作成した後、最終チェックを1週間ほどかけて飽きるまで行う。
推薦状3通を入手。
推薦状と成績証明書と願書を封筒に入れてパンパンにした後、7月31日までに日米教育委員会に送る→「俺が勝つに決まってんだろ!!勝つのは俺だ!!」とか思いながら内心神に祈る。
〈8月〉
GREを受験し、合計1500点を越えたので受験を止める。
大学院出願校の目途を付ける作業を行う。気になる教授にはメールを送って自分の課題が研究可能かどうか聞く。
修士論文2章の続きを執筆。
〈9月〉
フルブライト奨学金最終審査に備えて面接の準備を行う。大学院の友達や後輩、姉や弟に協力してもらう。
大学院出願校を決めて出願手続きを確認しておく。
修士論文第3章を執筆。
〈10月〉
2次審査を突破。11月第1週に東京で面接試験があることを知る。
本腰を入れて面接の特訓を開始。指導教官にも模擬面接をしてもらう。
バイトのシフトを調整して10月末から試験日まで集中できる時間を確保する。
大学院出願用の推薦状作成を再び3名の推薦者に頼む。
10月末日に大学院出願用の英文成績証明書等の発行を出身大学・大学院に依頼。
出願締切の早い大学院の願書を書き始める。
修士論文第3章の続きを執筆。
〈11月〉
〈面接日当日〉
最終審査の面接に臨む。面接前にマクドナルド赤坂見附店の2階で何を喋るか最終チェックを行う。必要に応じて親しい人に電話してチェックしてもらう。
面接時間が近づき、覚悟を決めたら山王グランドビル207号の日米教育委員会事務局へ行く。面接会場のすぐ隣の部屋で10分から15分ほど待つことになるので、机の上にある「アメリカ留学公式ガイドブック」をぱらぱらめくったり(内定すれば後で説明会の時にタダでもらえる)何を喋るか頭の中に思い描く。呼ばれるとすぐに入室する。入室すると自分以外の人間が6人ほど居て、目の前に4人いかにも審査員っぽい人々が居ることを確認する。
ハードな質問が4人から次々英語で浴びせられるが、「バカが・・・誰がかわすっつったよ。オレはメチャクチャ強ェんだ。こんなのダメージにもなりゃしねぇ」(機巧童子ULTIMO5巻、バイスの台詞より)と言わんばかりにこれまで死ぬほど練習してきた通りに真正面から自然に対応する。
面接終了後は礼を言って部屋を出る。そして軽やかな足取りでラーメン屋へ行き、ラーメンを食べて帰宅。自分の全てを出し切った!と思いながら寝る。
面接した次の日から出願締切の遅い大学院出願用の書類を書き始める。
全ての推薦状を入手。
出願締切の早い大学院に出願。
修士論文中間報告会出席。
〈12月〉
フルブライト奨学金内定の通知を受領。酒を飲む。
Certificate of Fulbright Candidacyを出願予定校分日米教育委員会に依頼。
残る全ての志望大学院に出願。
修士論文第4章を執筆。
〈翌年の1月〉
修士論文第4章を執筆。
修士論文の「はじめに」、と「おわりに」を書く。
修士論文の最終チェック。
〈翌年の2月〉
修士論文最終報告会。フルブライト奨学金の面接に比べれば軽い。
修士獲得。
合格通知が来ないかそわそわし始める。
〈翌年の3月〉
第1志望の大学院から合格通知を受領。酒を飲む。
不合格通知も届く。フルブライトに合格してても案外どうにもならないところもあるんだなと悟る。酒を飲む。
母子手帳を入手して、さっさと英文健康診断書作成作業に移る。
日本の大学院を卒業。身分上フリーターへ。
〈翌年の4月〉
英文健康診断書入手。
合格通知とパスポートコピーと英文健康診断書とその他必要書類を日米教育委員会に送付。
フリーター生活開始。フロンティアもギスギスしてて面白そうだな・・・と思い始めるも時間的・金銭的な問題で断念。
〈翌年の5月〉
サマースクール情報を入手?出立日が明らかになる?
〈翌年の6月〉
フルブライト奨学生に任命される。
身分上はフリーターからフルブライターへ進化→攻略完了。
鼻水が止まらないので(終)に続く。
2011年4月12日火曜日
フルブライト奨学金攻略法 (8)
(7)の続き
(5)推薦状
最後の項目は推薦状であるが、第5位にした通り、これはおそらく決め手にはならない。あくまで出願書類上で出願者が書いている内容を補足するために審査員が使うためのものが推薦状である。そもそも内容が無い場合は補足できない。
しかし、推薦状は出願プロセス全般(内定後の大学院出願も含む)に渡って必要になる上、本来的には自分ではなく他人が準備するものなので、用意するのに時間がかかる点で注意すべき項目だと言える。おそらく多くの出願者がフルブライト用の3通と後の出願用の推薦状を書いてもらう推薦者を変えないと思うので、もし推薦者と日常的に連絡が取れない場合、この段階で出願先大学の推薦状も頼むことになる場合もある。個人的には予備審査に合格した後すぐに推薦者に依頼できるよう、あらかじめ頼んでおく必要は無いが、誰に推薦してもらうかは決めておいた方が良いと思う。そして、出願締切の最低1ヶ月前には推薦者に頼んでおいたほうが良い。推薦状が足りなかっただけでも願書が受理されない場合があるからだ。もちろん推薦状は英文である。和文で書かれると第三者による翻訳を付けることになって余計めんどくさくなるので注意である。
また、それ以前の問題として、出願者が自ら推薦状の「下書き」を作らなければならない状況もおそらく多く存在すると思う。この場合はAMAZONなどで「大学院留学 推薦状」のAND検索をして、引っかかった本を参考にしながら自分で作るしかない。理想としては大学時代や職場で自分を良く知る目上の人(偉いより「良く知っている」ということの方が重要)に作成してもらうのが一番だが、英語が達者で出願者を知っていてかつ推薦状を書いてくれるやる気のある目上の人というのは、なかなか存在しない場合も多いと思う。とんだ茶番だが、例えば2人以上「下書きを書いてくれ」、「自分で書いてくれ」と頼んできた場合はそれぞれ推薦者に応じて内容を変えながら出願者が自分で作るしかない。この場合も、確かにやっつけ仕事みたいなものだが、やっつけでやらないこと。願書と同じく細心の注意を払って作成することを忘れないように。
この自分で作成する推薦状の下書きについては、俺が説明するより上記の検索で出てきた本を読んだ方が早いが、一応大切なことを書いておくと、あまり素晴らしい内容ばかり書かない方が良い。素晴らしい内容ばかりだとどうしても嘘くさくなるので、自分で書く場合は意識して学生時代、あるいは職場において推薦者が分かるような短所を入れ込むことを忘れないように。また、例えば「課題に真剣に取り組む故に他人に対して厳しい態度だった」という定番のでっち上げ短所があるのだが、このように短所と言っても遅刻、不従順、虚言癖、犯罪履歴などの単純な短所ではなく、理由ある短所を書いた方が良い。これもろくでもない茶番だが、出願手続きは個々人の現実を汲み取ってくれないので仕方が無いと割り切るしかない。パーソナルステートメントやエッセイのように十分な時間を費やして作成すること。
さて、ここまではフルブライト奨学金選考プロセスで戦うための力を手入れるための方法(戦略)を書いてきた。次は、より戦術レベルに近く、内定するためには、時系列順にどのように出願者が備え、対応しなくてはならないか、ということを例示してみよう。これから示す例のように徹底的に備えてくるとはっきり言って気持ち悪いが、まだ高校生や大学生で、かつ俺のように貧乏で自費で留学できる可能性が0%だという人にとっては特に有益だと思う。また、スネ夫やトンガリの如く「ママやパパがいくらでも留学費用や生活費を負担してくれるけど、お金がもったいないし、フルブライターのステータスは今後出世するために獲得しておきたいの」と考えている人にとっても具体的な戦い方のイメージが湧くので有益だろう。
少し眠いので(9)に続く
(5)推薦状
最後の項目は推薦状であるが、第5位にした通り、これはおそらく決め手にはならない。あくまで出願書類上で出願者が書いている内容を補足するために審査員が使うためのものが推薦状である。そもそも内容が無い場合は補足できない。
しかし、推薦状は出願プロセス全般(内定後の大学院出願も含む)に渡って必要になる上、本来的には自分ではなく他人が準備するものなので、用意するのに時間がかかる点で注意すべき項目だと言える。おそらく多くの出願者がフルブライト用の3通と後の出願用の推薦状を書いてもらう推薦者を変えないと思うので、もし推薦者と日常的に連絡が取れない場合、この段階で出願先大学の推薦状も頼むことになる場合もある。個人的には予備審査に合格した後すぐに推薦者に依頼できるよう、あらかじめ頼んでおく必要は無いが、誰に推薦してもらうかは決めておいた方が良いと思う。そして、出願締切の最低1ヶ月前には推薦者に頼んでおいたほうが良い。推薦状が足りなかっただけでも願書が受理されない場合があるからだ。もちろん推薦状は英文である。和文で書かれると第三者による翻訳を付けることになって余計めんどくさくなるので注意である。
また、それ以前の問題として、出願者が自ら推薦状の「下書き」を作らなければならない状況もおそらく多く存在すると思う。この場合はAMAZONなどで「大学院留学 推薦状」のAND検索をして、引っかかった本を参考にしながら自分で作るしかない。理想としては大学時代や職場で自分を良く知る目上の人(偉いより「良く知っている」ということの方が重要)に作成してもらうのが一番だが、英語が達者で出願者を知っていてかつ推薦状を書いてくれるやる気のある目上の人というのは、なかなか存在しない場合も多いと思う。とんだ茶番だが、例えば2人以上「下書きを書いてくれ」、「自分で書いてくれ」と頼んできた場合はそれぞれ推薦者に応じて内容を変えながら出願者が自分で作るしかない。この場合も、確かにやっつけ仕事みたいなものだが、やっつけでやらないこと。願書と同じく細心の注意を払って作成することを忘れないように。
この自分で作成する推薦状の下書きについては、俺が説明するより上記の検索で出てきた本を読んだ方が早いが、一応大切なことを書いておくと、あまり素晴らしい内容ばかり書かない方が良い。素晴らしい内容ばかりだとどうしても嘘くさくなるので、自分で書く場合は意識して学生時代、あるいは職場において推薦者が分かるような短所を入れ込むことを忘れないように。また、例えば「課題に真剣に取り組む故に他人に対して厳しい態度だった」という定番のでっち上げ短所があるのだが、このように短所と言っても遅刻、不従順、虚言癖、犯罪履歴などの単純な短所ではなく、理由ある短所を書いた方が良い。これもろくでもない茶番だが、出願手続きは個々人の現実を汲み取ってくれないので仕方が無いと割り切るしかない。パーソナルステートメントやエッセイのように十分な時間を費やして作成すること。
さて、ここまではフルブライト奨学金選考プロセスで戦うための力を手入れるための方法(戦略)を書いてきた。次は、より戦術レベルに近く、内定するためには、時系列順にどのように出願者が備え、対応しなくてはならないか、ということを例示してみよう。これから示す例のように徹底的に備えてくるとはっきり言って気持ち悪いが、まだ高校生や大学生で、かつ俺のように貧乏で自費で留学できる可能性が0%だという人にとっては特に有益だと思う。また、スネ夫やトンガリの如く「ママやパパがいくらでも留学費用や生活費を負担してくれるけど、お金がもったいないし、フルブライターのステータスは今後出世するために獲得しておきたいの」と考えている人にとっても具体的な戦い方のイメージが湧くので有益だろう。
少し眠いので(9)に続く
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