2011年4月26日火曜日

PSNさん・・・

 もう結構大々的に取り上げられているが、PSN(Play Station Network)が機能停止状態になっている。先週は法事やら健康診断の件やらNYUの履修表で俺の取りたい授業が曜日被りまくっていたり、いろいろあったので、日曜日にちょっとアドパにでも行っていろいろ(精神的に)回復しないと・・・!と思って繋いで見たら接続不能になっているのに気付いた。未だに機能停止状態が続いているらしい。
 この件で俺が驚いたのはかなりの人間がTwitterなどでこの件に対する不満や不便だという意見を出した点である。Play Station 3ってそんなにメジャーなハードだったのか・・・。数年前まで(ひょっとしたら今でも)SONYさんのゲーム関連の商売は振るわなくなっているという論調が主流だったので、俺はPS3はWiiに比べれば完全に「失敗」で、家に置いてあったりすると「え・・・マジ!?お前PS3なんか持ってんの!?うわ・・・」みたいな反応になるのかと思っていた。なので今回の件も「PSNって何?知らない」で済まされるのかと思っていたが、俺の予想以上の反応がある。
 この点、今回の事件はメディア的にも面白いと言えば面白いからこんなに反応があるのかもしれない。「外部要因による影響」が今回の件の表向きの原因だが実は「アノニマス」という文字通り「匿名」のハッカー集団の手によるものではないのか、という意見がある。この「謎のハッカー集団」という存在が聴衆にとっては(俺などはコラテラルな被害としてアドパに行けないので単なる聴衆と言うより被害者だが)結構魅力的な響きである。勿論「ハッカー」という語は本来的にはコンピュータの知識に長けた者を指すプラスの言葉だが、現在ではコンピュータをいじって騒ぎを起こす「悪」として広く浸透している。やはり「悪」には「謎」の一面が欲しいのだ。それに加えてSONYという一流企業に対する「匿名」の人々の反乱は、権力に対する反骨精神や革命を想起させる。保証期限の理不尽な短さや、故障し易さなどでSONYに不満を持っている人々は大勢居るので、全く無関係の一般の人々に加えて、そうした人々にとっても憂さ晴らし的な需要があるニュースなのかもしれない。
 とりあえずPSNは(課金しなければ)タダのサービスなのに、休日返上で作業している(とSONYには言われている)人々は本当にご苦労様です。

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