今日大学時代にいろいろ世話をしてもらった先生からメールが来ていたので、少しやる気になった。どうやらその人も留学を考えているらしい。
大学時代にその人とよく話していたのは、法的な力を用いた社会改革と政治的な力の実在である。一言で言えば「法とは政治である」という批判法学のあり方の一つについて了解しつつ、それを乗り越えるための新しい視覚や理論を考えていた。この「法とは政治である」という命題は、俺が今研究しているTransitional Justiceの領域でも頻繁に考えなければならないものであるし、今までTransitional Justiceを我がもののように扱ってきた(もはや前時代的な)法学者達が、重要性を認識しつつも上手く言葉で語ることのできなかった問題である。
とにかく、その人からのメールでまたもっとやれるようになった。俺の2009年度は「300」でレオニダスがクセルクセス王に槍を投擲するが頬をかすっただけで殺せなかったようなものであったが、2010年度は頭のど真ん中をぶち抜けるようになればと思う。
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