サッカー日本代表が羨ましい。この感情はプロのサッカー選手としてあのフィールドに立ちたいというのではなく、明日のデンマーク戦のような乾坤一擲の戦いがあって、その戦いに向けて死ぬほど努力するという状況が羨ましいのだ。本当に羨ましい。
修士課程1年目が俺が真面目に勉強を始めてから最悪の年だなと思っていたのは、こういった乾坤一擲の勝負が存在しなくて全然楽しくなかったからだと思う。少年漫画的な展開、すなわちどうにもならない強敵が居て、それに向かって努力し、勝利を掴むまでの過程が俺の人生には必要不可欠だと、去年の面白かった勝負の連続の中で思っていた。去年はフルブライトの面接が終わった辺りから「そうだよ・・・これなんだよ!これが俺の人生なんだよ!」と思い始めていた。
だから自分でいっぱい敵を作ろうと思っているわけだ。乾坤一擲の戦いに備え、その結果に深く一喜一憂していく生活こそ俺の人生。だから死ぬほど楽しめればいいと思っている反面死ぬほど苦しめればいいと思っているわけだ。
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