地下鉄を利用して「(広い意味で)俺の分野」の先輩に当たる人と会ってきた。New Yorkの地下鉄はとにかく構内が暗くて汚いが、雨が降っていたのでそれはもう下水道のようだった。
アメリカで地下鉄に乗るのはこれで2回目である。1回目はNYUの英語クラスで裁判所を見学に行った時に乗ったのだが、以前書いたように風邪で朦朧としていたため一刻も早く帰って寝たかったのであまり記憶がない。自発的に乗ったのは今回が初めてである。
乗り方は地下鉄構内の複雑性に反してシンプルで、メトロカードを購入して改札でスライドするだけで乗ることができる。料金も一律2.25ドルで、乗り方に関して言えば日本の地下鉄よりは簡単である。ただし、迷路のようなむわっとする構内を歩いて目的の電車に乗らなければならない。電車の中は寒いのに構内はむわっとしていて温度差が激しい。しかも電車内の椅子はカッチカチである。一般的なシートが固いという意味ではなく、叩くとコンコン音がするという質のカッチカチである。メトロカードのシステムよりこれと構内を整える作業の方が必要なのではないか・・・。快適さは皆無である。
さて、この地下鉄に乗って適当な?カフェでいろいろ話を聞いてきた。話の内容は俺個人にとってまあまあ面白いのだが微妙にマニアックなので割愛する。そこで小一時間程度喋った後、近くにあった紀伊国屋に連れて行ってもらった。
HUNTER×HUNTER29巻が普通に売られていた。アメリカに行ったらしばらく日本の漫画は読めないかもなと思っていたのだが、New Yorkでは全然問題ないらしい。そこにあったのは普通の日本の紀伊国屋であり、店員も日本人が多く、新書から司馬遼太郎まで、本当に普通の紀伊国屋の品ぞろえだった。(HUNTER×HUNTERは7.4ドルもして割高だったが)普通に日本語で書かれた本を購入できる。別にアメリカに行く前に日本の作品を読んでおこうとか思う必要がなかったな・・・とムッキムキになってしまったゴンさんを見ながら思った。
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